研修内容
コロナ禍で失われたご利用者の笑顔や活動力を引き出す実技が満載
1つでも心当たりがあればぜひご参加ください。
- 「レクや体操・リハビリや機能訓練をする際にマスクでご利用者の表情が読み取れない…」
- 「感染予防という名目でやって終わりのレクになってしまっている…」
- 「なんとなくレクの時間だからレクをしてしまっている…」
- 「担当だから…でも人がいない…」
- 「この活動に何の意味があるのだろうか…」
などコロナ禍以降このような現場状態が顕著となり、スタッフ・ご利用者が疲弊していませんか?
レクリエーションは「楽しい」「幸せ」を創り出すものです。
ただ、ご利用者一人ひとりが感じる「楽しい」「幸せ」は違います。
介護現場で行うレクリエーション活動には、その人らしい「楽しい」や「幸せ」引き出し、ご利用者の充実した豊かな生活・人生を再創造することが求められます。
そしてご利用者の生活の質(心身機能・活動・参加)を高めるためには、まずは現場で働くスタッフの皆さんが目的を持って笑顔で楽しく働けていないとそれは実現できません。
本研修では感染予防に留意しながら、コロナ禍で失われた介護現場の活気を取り戻すためのヒントとなるケアレク活動のプログラムを一挙大公開し、それを自由にたくさん楽しく体験していただきます。
4年ぶりの開催となりますので奮ってご参加ください。
午前中のタイムスケジュール
※予定している内容は変更になる場合がございます
[A会場]分科会(1)9:30~11:00
[東京]6月25日(日)/[福岡]7月1日(土)/[名古屋]7月8日(土)/[大阪]7月15日(土)
要支援~要介護まで!誰でもすぐに実践でき効果が出せる!
介護予防・転倒予防のレク・アクティビティ
[東京/福岡会場]講師:國井 崇洋氏(医療法人博仁会 リハビリテーション事業部老健リハビリ科 科長/理学療法士)
[名古屋/大阪会場]講師:松本 健史氏(合同会社松本リハビリ研究所 所長/理学療法士)
【内容】
立位の不安や手足の協応性が乏しい、持病などから、生活や活動意欲を失くしてしまっているご利用者への介護予防・転倒予防の必要性を理解し、効果的なプログラムの考え方やレク・アクティビティの作り方を体験していただきます。
<東京/福岡会場>
・視点や工夫をすることで普段行っているレク・アクテビティが効果が期待できるものなる
・高齢になると転倒が増える理由・原因と介護予防、転倒予防の必要性
・介護予防・転倒予防のプログラムの考え方
・転倒予防のプログラムの紹介・体験
・ここで差が出る!プログラム実施における評価の仕方
・普段行っているレク・アクティビティを効果的なものにするための一工夫
・さぁ介護予防・転倒予防に着目したレク、アクテビティを考えよう ほか
<名古屋/大阪会場>
・下肢筋力を高めるレク・アクティビティ
・介護予防、転倒予防プログラムの紹介と体験
・体幹の力を引き出すレク・アクティビティ
・介護予防の達人になろう ほか
[B会場]分科会(2)9:30~11:00
[東京]6月25日(日)/[福岡]7月1日(土)/[名古屋]7月8日(土)/[大阪]7月15日(土)
楽しみながら活動意欲を高める!
活動をしたがらない方の参加・自立に結びつけるリハレク
[東京会場]講師:馬場 大典氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[福岡会場]講師:宮守 幸子氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[名古屋会場]講師:川原 つくし氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[大阪会場]講師:末永 啓氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
【内容】
活動をしたがらないご利用者へのリハビリや機能訓練、ケアへのアプローチで悩んだことはないですか。レク・アクティビティには、そんなご利用者の身体と心を動かすヒントがたくさん隠れています。自立につながるリハビリケアの視点から体験していただきます。
・楽しく実施するための実践とポイント
・ご利用者が継続できる指導
・道具を使わず行う運動リハレク
・小集団で効果を上げるリハレク
・難易度調整のポイント ほか
[A会場]分科会(3)11:15~12:45
[東京]6月25日(日)/[福岡]7月1日(土)/[名古屋]7月8日(土)/[大阪]7月15日(土)
生活行為向上!
ADL・IADL改善に直結するレク・アクティビティ
[東京/福岡会場]講師:國井 崇洋氏(医療法人博仁会 リハビリテーション事業部老健リハビリ科 科長/理学療法士)
[名古屋/大阪会場]講師:松本 健史氏(合同会社松本リハビリ研究所 所長/理学療法士)
【内容】
ご利用者が日常生活を営み続けるためには、ご利用者のADL(日常生活動作)やIADL(手段的日常生活動作)をきちんと把握し、日常生活における生活機能を高めるケアや機能訓練が必要です。レク・アクティビティを通して残存機能を高め、日常生活行為の維持・向上につながるアプローチ方法を学びます。
<東京/福岡会場>
・生活行為、ADL、IADLとは
・多職種協同の必要性
・ADL・IADLの維持・改善に向けたプログラムの考え方
・ADL・IADLの維持・改善に向けたプログラムの作り方
・ADL・IADLの維持・改善に向けたプログラムの紹介と体験
・ココで差が出る!プログラム実施における評価の仕方
・さぁADL・IADL改善に直結するレク・アクティビティを考えよう ほか
<名古屋/大阪会場>
・生活動作から考えるレク、アクティビティ
・疾患、症状から考えるレク、アクティビティ
・元気を引き出すには「居場所」「役割」ほか
[B会場]分科会(4)11:15~12:45
[東京]6月25日(日)/[福岡]7月1日(土)/[名古屋]7月8日(土)/[大阪]7月15日(土)
身体機能の維持・改善を目的としたリハレク
[東京会場]講師:馬場 大典氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[福岡会場]講師:宮守 幸子氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[名古屋会場]講師:川原 つくし氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[大阪会場]講師:末永 啓氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
【内容】
ご利用者の生活を充実させるためには、ご利用者が意欲的に取り組める運動と自発的に取り組める自主トレを考えるのもケアの1つです。レク感覚で継続できる運動とリハビリケアの視点を学びましょう。
・下肢筋力をアップさせるリハレク
・上肢動かして機能向上をはかるリハレク
・体幹、バランスを鍛えるリハレク
・一度で終わらせないための工夫 など
午後のタイムスケジュール
※予定している内容は変更になる場合がございます
[A・B会場]分科会(5)13:30~14:30
[東京]6月25日(日)/[福岡]7月1日(土)/[名古屋]7月8日(土)/[大阪]7月15日(土)
他事業所の活動を知り参加者全員で共有する!
自施設で自慢・人気のレク・クラフト・アクティビティ
ここに参加して出会ったのも何かの縁。自施設で人気のレク・クラフト・アクティビティを他の参加者に紹介しよう!それが全国各地の介護現場の質向上に繋がります。
[A会場]分科会(6)14:45~15:45
[東京]6月25日(日)/[福岡]7月1日(土)/[名古屋]7月8日(土)/[大阪]7月15日(土)
認知症の方の「記憶力」「注意力」「見当識」「計画力」改善につながるレク・アクティビティ
[東京/福岡/大阪会場]講師:石田 竜生氏(介護エンターテイナー/作業療法士)
[名古屋会場]講師:高見 博子氏(岡山県レクリエーション協会 理事/健康運動指導士)
【内容】
集団でいろいろな人と交流しながら、意欲的に楽しく行えるレク・アクティビティ(以下、レク)は、認知症の方へのリハビリに活用できます。ここでは、介護現場でできる、脳を活性化し、認知機能や生活機能に働き掛けるレクを体験していただきます。
<東京/福岡/大阪会場>
・認知症の方の「強み」を活かしたレク・アクティビティ
・認知症の進行段階がバラバラの場合の進行方法
・効果を高める身近なものを使ったアクティビティ
・「楽しい」は人それぞれ、「楽しい」の本当の意味って?
・ネタがつきないオリジナル体操の作り方
・目からウロコのマルチタスクトレーニング など
<名古屋会場>
・「人と人」「心と心」のつながりを常に大切にするふれあいタイムの演出
・はじめましてのレク(挨拶・お手合わせ・顔合わせ)
・元気一番声出しレク(身体を動かす時は常に声を出す・健口体操・肩甲骨体操)
・日本の心の歌で楽々体操 など
[B会場]分科会(7)14:45~15:45
身の周りのモノや人を生かしたケアレク活動の仕掛け
[東京会場]講師:馬場 大典氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[福岡会場]講師:宮守 幸子氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[名古屋会場]講師:川原 つくし氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[大阪会場]講師:末永 啓氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
【内容】
身近にあるものがケアレク活動で効果的なものに変わる様々な効果を実際に体験していただきます。
・音楽を使って心も体も踊る
・こんなに簡単!道具、場所を選ばない!少人数で行えるケアレク
・知らない間に夢中になってしまう など
[A会場]分科会(8)16:00~17:00
介護現場でマンネリ化しない
コミュニケーション力アップのレク・アクティビティ
[東京/福岡/大阪会場]講師:石田 竜生氏(介護エンターテイナー/作業療法士)
[名古屋会場]講師:高見 博子氏(岡山県レクリエーション協会 理事/健康運動指導士)
【内容】
ケアレクの基本はコミュニケーションから。介護現場で行う個別ケアや信頼関係構築にも役立つコミュニケーションと相手の気持ちを引き出す関わり方について体験していただきます。
<東京/福岡/大阪会場>
・コミュニケーションに迷わないための3つのポイント
・アクティビティのネタ切れ、マンネリ化を防ぐ方法
・漫才から学ぶアクティビティ4つの公式
・「ビジュアル化」でコミュニケーション力をアップさせる方法
・利用者さんが受け身にならないアクティビティ
・ゲラゲラ笑えるコミュニケーションアクティビティ など
<名古屋会場>
・コミュニケーションに必要な「全体」を見る視点と「個人」を見る視点、声掛けの工夫
・合わせていくつ?(岡山名物「きびだん5」広島名物「もみじまん10」)
・ジャンケンしたら(エライヤッチャかエライコッチャかどうする?)
・足踏み電車(今日は何電車に乗る?終点まで行こう) など
[B会場]分科会(9)16:00~17:00
要介護4・5の方、中重度認知症の方でもできるレク・アクティビティ
[東京会場]講師:馬場 大典氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[福岡会場]講師:宮守 幸子氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[名古屋会場]講師:川原 つくし氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
[大阪会場]講師:末永 啓氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)ほか
【内容】
「役割」と「居場所づくり」の視点から今「できる」ことを発見し、それをどう「強み」として日常生活の中へ落とし込んでいくのかを考えます。
・状態の評価とその人に合わせたレク、アクティビティ、トレーニングの提案
・「○○だからできない」と決めつけない!尊厳を損なわず「できること探し」
・人には皆それぞれ役割がある!
・「まだまだできる!」を取り戻すアクティビティ など