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個別機能訓練の訓練項目の設定

2022.03.23

個別機能訓練加算算定における訓練項目でのポイントは以下の通りです。


【1】複数の種類の訓練項目を準備し選択してもらう

訓練項目は、複数の項目を準備する必要がありますが、数には規定がありません。

また、目的等が異なっていれば、内容が似ていても問題はありません。

同じ時間帯に複数プログラムを用意しなければいけないということではありません。


【2】選択に当たって本人の生活意欲を高めるよう支援する

特に定めはありません。

訓練項目の選択に当たっては、利用者の生活意欲の向上につながるよう利用者を援助することが大切です。


【3】実践的・反復的訓練

活動、参加等の生活行為に対する訓練は、実践的な行動そのものや、それを模した行動を反復して行うことが求められています。

(例)
トイレならトイレの動作そのもの、もしくはトイレの動作を模した行動を反復訓練する


【4】事業所内外の実地的な環境下で行うことが望ましい

事業所内に実践的訓練に必要な設備を備える、事業所外であればその場所に赴くなど、実地的な環境下で訓練を行うことが望ましいとされています。


【5】自宅等での自主訓練項目も合わせて提示することが望ましい

日々、自主訓練を行うことが望ましいため、自宅等でできるようなメニューを合わせて提示することが望ましいとされています。


厚生労働省による実際の通知文は以下の通りです(一部抜粋)。


目標を達成するために必要な行為を遂行できるように、生活機能を向上させるための訓練項目を決定する。

なお、訓練項目の決定に当たっては、利用者の生活機能の向上に資するよう複数の種類の訓練項目を準備し、その項目の選択に当たっては、利用者の生活意欲の向上に繋がるよう利用者を援助すること。


生活機能の向上のためには、通所介護等提供中に機能訓練を行うのみでなく、利用者が日々の生活においてもできる限り自主訓練を行うことが重要であることから、利用者が自身で又は家族等の援助を受けて、利用者の居宅等においても実施できるような訓練項目をあわせて検討し、提示することが望ましい。


個別機能訓練の目標を具体的な生活上の行為の達成としている場合、実際の生活上の様々な行為を構成する実際的な行動やそれを模した行動を反復して行うことにより、段階的に目標の行動ができるようになることを目指すことから、事業所内であれば実践的訓練に必要な浴室設備、調理設備・備品等を備えること、事業所外であれば、利用者の居宅や近隣の施設等に赴くこと等により、事業所内外の実地的な環境下で訓練を行うことが望ましい。


【情報提供元】

デイサービス 個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱの記録・例文集

https://dayshop.biz/item/detail/2255.html


【学ぶ】

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