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「覚えられない」「忘れる」認知症の記憶障害とは

2020.11.23

「認知症」を「疾患」という視点で考える

まず大事なことは、認知症は病名ではなく状態を表した言葉であるということです。

病名としては 「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」となります。

ほかにもさまざまなものがありますが、今回は認知症の中でも最も患者数が多いとされる「アルツハイマー型認知症」に焦点を当てて進めます。

認知症とは「脳に起きた変化によって記憶障害が起こり、日常生活を送ることが困難になっている状態」と言えます。

特にアルツハイマー型認知症は、「記憶の障害」を主症状とします。

私たちの生活では「記憶が大事」と先述しましたが、記憶が障害されてしまうのが認知症なのです。

国が推奨し、各自治体で実施されている『認知症サポーター養成講座』のテキストでは、記憶障害について上図のように記載されています。

これを見ると、認知症初期の特徴は「覚えられない」ことです。

そのため、「5分前に尋ねたことでも覚えられない」という方も多く、何度も同じことを聞きに来られる方もいるのです。

そして認知症が進行すると、「覚えられない」だけでなく「覚えたことを忘れてしまう」ようになります。

今まで覚えてきた大事なことをポロポロと忘れていく…それが特徴です。

ここで大切なのは「何もかもを忘れるわけではない」ということです。

多くの人が認知症の人に対して「ぼけたら何も分からなくなるから本人は幸せ」と言う時代がありました。

しかし、クリスティン・ブライデン氏をはじめとする認知症を抱えた当事者の方によると、「何も分からなくなるわけではなく、分かりにくくなるだけ。分かることもたくさんある」のです。


【情報提供元】

■認知症ケア最前線Vol.39(一部抜粋)

https://www.dayshop.biz/

■渡辺 哲弘 氏(株式会社きらめき介護塾 代表取締役)

http://www.kirameki3.com/


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