PT・OT・STのためのアセスメント・コーチング能力向上
摂食・嚥下機能の維持・向上で重症化予防の基礎づくりを!
- 開催のねらい -

「最期まで自分の口から食べる」ための取り組み

厚生労働省の【高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上のための取り組みに関する調査】によると、高齢者の口腔と摂食嚥下の機能維持・向上については、必ずしも高齢者自身にその重要性と予防効果などについての認識が広く浸透しているとは言い難く、要介護高齢者への口腔ケア指導などの早期導入という状況には達していないのが現状です。また、介護サービスを受けている重度要介護高齢者の摂食・嚥下障害の支援に向けて、さまざまな職種の専門職が連携したサポート体制の構築が大きな課題となっています。

目に見えない部位の器官の働きである口腔と摂食・嚥下は、他の運動器と異なり機能の低下が見過ごされることが多く、誤嚥による肺炎や窒息事故などのリスクを高めるため、多職種の専門職が適切なレベルで介助方法を導き出すことが重要となります。

このセミナーでは、多職種の専門職が口腔・摂食・嚥下への正しい知識を持ち、より円滑に連携を築き上げるための技術・課題を共有することで、重症化予防のリハビリテーションが実践できることを目的に開催いたします。

日程
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- 開催概要 -

大阪コロナホテル

ウィンクあいち

日 程:

<大阪会場>2018年6月23日(土)10:00~15:30
<名古屋会場>2018年9月1日(土)10:00~15:30
<東京会場>2018年12月8日(土)10:00~15:30

会 場:

<大阪会場>大阪コロナホテル(大阪府大阪市東淀川区西淡路1-3-21)
<名古屋会場>ウィンクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38)
<東京会場>現在調整中

講 師:

森 憲一氏(大阪回生病院リハビリテーションセンター 技師長/理学療法士 )

参加費:

12,000円(税・資料代込み)

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ココが参加のポイント

正しい食事姿勢・食物残留音・呼吸状態の注意点が分かる

摂食・嚥下へのアプローチをに必要な知識と技術の共有の必要性が分かる

翌日の現場ケア・リハビリテーション場面ですぐに使える実技を体験

- セミナー内容 -

頭部顔面は感覚器の集合体です。体幹が不安定であれば、頭頚部はバランスに使われ感覚器としての精度が低下します。我々はマニュアル通りの訓練を行うのではなく、摂食・嚥下障害に関わる知識を実践に行かせる技術を使う必要があります。技術には2種類あり、御家族を含めた誰でも使用できるベーシックなテクニックと、PT・OT・ST・Ns・介護職など資格を持った方しか使いこなすことが難しいスペシャルテクニックです。今回は初級編として、前者を中心として伝達し、時間の許す範囲で後者をお伝えしたいと思います。前者は安全で即時効果があり、皆さんが使える技術となります。

(1)頭頸部の特徴

(2)機能解剖

(3)運動学

(4)筋収縮の生理学

(5)神経機構とその障害

(6)姿勢と嚥下の関係

(7)くびの角度と嚥下

(8)誤嚥防止機構と姿勢

(9)ポジショニング

(10)治療的誘導と介入

(11)筋の形態と徒手的治療手技

(12)まとめ

ほか
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- 講師紹介 -
森憲一

森 憲一氏(もり けんいち)

京都府出身。平成10年 PT免許取得後、田原病院を経て 平成16年大阪回生病院入職。平成25年 同技師長 及び 神戸大学臨地准教授に就任。現在まで、PT・OT・ST・柔整・鍼灸の大学及び養成校 14校 延べ20学科の授業を担当し、現在 養成校7校の教壇に立つ。徒手・脳卒中・地域・臨床教育 合計4種の認定理学療法士資格を取得し、これまで(公社)全国理学療法士協会及び(公社)大阪府理学療法士会 主催講習会にて教育に従事。摂食・嚥下障害、メンズ&ウィメンズヘルス、運動器疾患、脳血管疾患、呼吸 合計5つの現職者講習会 講師を経て、現在3つの講習会を担当している。主な講義・研究は、『骨格筋の基礎知識と臨床応用』『摂食・嚥下障害の評価と治療』『脳卒中の評価と治療』『股関節疾患に対する評価と治療』『臨床現場における教育』『職場におけるマネジメント』『メンズヘルス・ウィメンズヘルス』であり、現在まで13本の執筆・投稿・監修・Web教育システムへの投稿を行っている。

- 現場における自身の強み -

高品質な人材へのスタッフ育成(現在、セラピスト31名中52%のあたる16名が異なる分野で養成校から依頼を受け講義。そのうちの3名は平昌パラリンピックの公式トレーナーとして帯同する。)

- 摂食・嚥下障害の方へのアセスメントで注意すべき視点 -

食事姿勢・食物残留音・呼吸状態の3点です。頸部が伸展した食事姿勢では、咽頭と気道が一直線となり誤嚥リスクが高くなります。それを防止するための座位姿勢調整が必要です。また、治療者・介助者が食事を口まで運ぶ場合、その軌跡により頸部の注意を払う介助方法が重要です。嚥下後、食材や水分が残存すると発声時に“うがい”様のゴロゴロとした音(湿性嗄声)が聴かれます。リスクが高い方には、頻回に発声での確認を行うか、頸部聴診が有効です。嚥下時には呼吸が一時停止します。ゆっくりとした呼吸では飲み込みは容易ですが、姿勢や疾患が原因で呼吸が浅い場合は注意が必要です。嚥下の前に、大きな呼吸ができる操作が必要です。

- 多職種協働で効果を出すためのコツ -

知識と技術の共有です。座位・臥位でのポジショニング・福祉用具の使い方の技術、リスク管理の知識の共有あります。施設内での勉強会は、これら知識と技術の共有には有効です。

- 今回の講演の中で一番知っていただきたいポイント -

食事前の姿勢調整・摂食動作(操作)・呼吸調整手技・ムセや誤嚥時の対処法など、次の日の仕事から直ぐに使える知識と技術です。

- メッセージ -

摂食・嚥下障害をシンプルに整理し、体験や実技を交え知識と技術をお伝えします。苦手意識がなくなり、明日からの仕事で使える知識と技術が増えます。患者様・利用者様を思う熱い気持ちを持った皆様と、一緒に勉強できることを楽しみにしています。

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その他の運営戦略・実務力養成スキルアップ講座
運営戦略1

「お世話型介護からの脱却」を実践できる環境・体制を整える

自立型介護施設のつくり方

・スタッフ・ご利用者が元気になるための条件とは?

・改善方法が分かっても、行動できないのはなぜか?

・現場でよく耳にする「利用者本位」は果たして本当に自立支援なのか?

・仕組み、関係性、スキルをどう改善していくのか?

・「他人任せ」から他人を信じて頼る「協調性」に変えるフロー

運営戦略2

医療・介護の連携強化

同時改定からのリハビリ大改革

・リハビリテーションの流れは「病棟」→「通所・訪問」→「地域」へ

・リハビリによる医療、介護連携のポイント

・多用な社会でリハビリテーションを生かす方法

・リハビリテーションは「方法論」ではない!

・リハビリテーション部門に活性化をもたらす

運営戦略3

制度改正・報酬改定などの環境変化に適応できる

質の高いリハビリ部門の運営管理

・効果が出せるサービスを提供するためにすべきこと

・「結果が出せるリハビリ部門」と「結果が出せないリハビリ部門」の差

・報酬改定の荒波をチャンスに変え、より円滑に運営するマネジメント

・PT、OT、STなどのリハ職が知っておくべき6大マネジメント

・Integrated Care(統合的ケア)を実現するためのプロセス

高木綾一
実務力養成1

能力や特性を発見し具体的に指導ができる

アセスメント・コーチング能力向上

・信頼関係を築き、「その人の本質」に迫ることのできるコーチング

・利用者、家族、ケアマネなどの信頼が格段と高まるアセスメント技術

・目標達成の達成に向けた手段の共有

・レッテル貼りや決めつけをしない環境設定の工夫

・コーチングスキルを生かしたコミュニケーション術での動機づけ

鯨岡栄一郎
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実務力養成2

目標試行的アプローチの実践

効果を上げるリハ・プログラム

・リハビリテーション、機能訓練の質を高める

・生活期リハにおけるサービスの質を上げるためのコツ

・スタッフが持っている能力を最大限に生かす

・ご利用者の「疾患」「症状」などの正しい理解

・効果的なリハ実践に必要なADLアセスメントとトレーニングの実際

小幡匡史
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