研修内容
生活の営み支援→地域に開かれたサービス→地域交流・連携・参加へ
この度の制度改正では【地域連携・地域交流】がキーワードとなっており、「食事」「排泄」「入浴」の三大介助とレクいう従来の「介護のイメージ」を覆す、ご利用者の「できること」に着目した「働けること」や「社会参加」、災害時における地域ぐるみの対策・展開など、地域に開かれたデイとして今、在り方が求められています。一方で介護事業者側の「社会参加」のニーズと、社会で求められる「仕事」や「役割」とのマッチング、介護事業者側が地域で埋もれている地域資源の発掘、地域住民への理解など、やらなければならない課題もまだまだたくさんあります。今後の介護需要の拡大、利用者が求める介護の質の変化が予測される中、専門性と創造性豊かな新しい介護の魅力を発信し、「お世話をする人」という従来の介護を変えるために介護事業者は何をしなければならないのか。まずは通所系サービスの皆さまが地域連携をするための環境づくりの一歩を踏み出していただくためにリアルな声をお届けするため「今回お伝えする講師だって失敗している!失敗を恐れないための失敗談」を各講師にお伝えいただきます。今求められているデイの在り方を「事業所内・外」それぞれの環境づくりの視点を具体的かつ実践的に学んでいただけます。
2021年3月24日(水)20:00~21:30 無料オンラインセミナー
[講師] 山下 総司氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター)×山出 貴宏氏(株式会社NGU 代表取締役)
【山下氏の内容】
・本当に地域の人はあなたの事業所、施設に入ってこれるような環境づくりが出来ていますか
・普段からケアマネジャー、他事業所、地域とどうかかわっていますか?
【山出氏の内容】
・通所介護に求められている「地域連携・交流」は屋外活動だけを指しているのではない
・地域交流は認知症施策推の一部のため何かしらのイベント(祭りなど)への単発参加の支援だけで本当に利用者の機能維持・改善につながるのか?
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2021年4月14日(水)20:00~21:30 有料オンラインセミナー(1)
[講師] 山下 総司氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター/介護環境アドバイザー)
【内容】
・正しく制度を押さえてプログラムを実施
・サービス提供にあたってスタッフの教育・環境は整っていますか?
・ここまで出来たら広報活動の実践へ
・現場と経営の方向性と意識統一をするために必要なポイントを知ろう ほか
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2021年4月21日(水)20:00~21:30 有料オンラインセミナー(2)
[講師] 山出 貴宏氏(株式会社NGU 代表取締役/生活維持向上倶楽部「扉」 管理者)
【内容】
・2024年の改定では努力義務ではなく義務になるのでは??それまでにどう動くべきか
・地域連携、地域交流…ご利用者が地域社会で何らかの役割、あるいは生きがいを感じられるようにするための計画書への落とし込み方、ケアマネジャーとの情報共有の仕方
・体の移動と心の移動について→「物つくり」を外に発信しよう
・事業所・介護従事者の役目は?
・ローカルルールをどのようにするか? ほか
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2021年5月22日(土)10:30~15:30/5月23日(日)10:30~15:30
会場対面型研修(大阪会場:新大阪丸ビル新館)
※「両日参加」「どちらか1日のみの参加」でも可。
1日目と2日目は視点を変えて各講師が地域連携をするための環境づくりについてお伝えいたします
[講師] 山下 総司氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター)×山出 貴宏氏(株式会社NGU 代表取締役)
【各講師がお伝えする共通のこと】
・認知症を有する人が地域に受け入れられるための事業所づくり
・地域の人の「認知症」の方への見方が変わる
・重度の人でも「地域参加」はできる!「体」の移動ではなく「心」の移動
・家族を巻き込む!地域を巻き込む!まずは旧態の介護のイメージを変えよう
・利用者のニーズを掴めていますか?新しいニーズに対応しないと旧態のまま
・地域と連携するために必要な関係性づくりのとんでもない失敗例を紹介
・実際に地域へ出て関係性を創り出すのは、経営者・管理者ではなく「現場スタッフ」
・地域での活動は事業所の「営業・広報活動」!だからこそ、その方法を間違えるとマイナスに作用することも
・危険!ご利用者の「できている活動」をただ単に「やってもらっている」だけでは不十分。大切なのはその先
・参加者が実践していくために、地域に実際にどう落とし込んでいくのか
[講師] 山下 総司氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター/介護環境アドバイザー)
【山下氏の内容】
・講師より実際の事例紹介
・いざ実践!その時に介護職が押さえておくべきポイント
・入浴介助加算、個別機能訓練加算などを理解してきちんと算定すること
・地域とつながるために施設が何から始めるのか?
(お店とつながる、住民とつながる、子供とつながる、高齢者とつながる)
・重度の方、認知症の方へのサービス提供内容は何が良いのか?
・じりつ支援と言う言葉に負けない!施設内での実践事例を学ぶ
・家族やケアマネジャーと上手くお付き合いしていくために必要な事
・スタッフがスタッフを呼び込む施設での取り組みと発信手段とは? ほか
[講師] 山出 貴宏氏(株式会社NGU 代表取締役/生活維持向上倶楽部「扉」 管理者)
【山出氏の内容】
・講師より実際の事例紹介
・いざ実践!その時に介護職が押さえておくべきポイント
・地域交流ばかりに目が行きがち…施設内は大丈夫!?
・外に行くことがマイナスにならない環境づくりとかかわり方
・感染症蔓延・拡大時の地域交流の在り方
・外での活動の構築のしかた
・事業所内での動き、どのように成果として見出していくか?
・人員配置をクリアするためどのようなかかわり(サービス提供)をしていくべきか?
・ローカルルールをどうしていくか?
・じりつ支援に関して
・必要になってくる知識と技術 ほか
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講師紹介
山下 総司 氏(やました そうし)
・株式会社IDO 介護部門ディレクター
・介護環境アドバイザー
奈良県出身。一般企業に勤務後、介護現場(デイサービス、障がい者施設、介護老人保健施設、在宅ヘルパー等)などで9年間勤務し、パート職員から管理者までを経験。「選択と自由」のある施設づくりをテーマにデイサービス管理者時代に自施設で実践。その取り組みは全国からの見学者を通して広がり、介護現場業務の傍ら「選択と自由の ある施設づくり」をテーマに依頼がある事業所へ伺い、現場に入りながら研修、指導などを行う。平成23年12月に大阪和泉市のデイサービスセンターを退職後、施設環境アドバイザーとして全国各地の介護施設・事業所などで実践を行う。現在は、株式会社IDOの介護部門ディレクターとして指導施設とともに地域づくり、循環型地域共生に携わる。「介護は職員、利用者、経営者、地域が一丸となって構築するもの」という考えのもと全国各地で希望が生まれる施設づくり、地域づくりを実践している。
山出 貴宏 氏(やまで たかひろ)
・株式会社NGU 代表取締役
・介護福祉士
・認知症実践者ならびにリーダー研修修了
・社会福祉主事
・福祉用具専門相談員
・認定自律介護技術1級
・認知症キャラバンメイト
東京福祉専門学校医療福祉課にて医療ソーシャルワーク、精神保健福祉について学ぶ。医療相談での介護や建築の知識がもっと必要と感じ、卒業後に建築会社に就職。一般建築とバリアフリーを現場で学ぶ。バリアフリーのリフォーム中心の仕事の中で、本当にその方に合った改修なのか疑問を抱き始め、介護の現状を知るために特別養護老人ホームへ転職。訪問入浴部門に配属され、在宅で入浴サポートと家族とのかかわり方を学ぶ中で、介護のスキルを高めなければと考え、別法人の特養の介護職として入職する。入所者の認知症の症状進行、機能低下・拘縮等が重度化して行く事に対し、病気や障がいを理由にケアを見直さない事、介護職の対応でその方の能力を奪っている事が当たり前のケアになっていることや退職者の相談を受ける中で、独立を決意。株式会社NGUを設立しご利用者の「じりつ」を意識した「見える活動」の実践で地域をつなぐ取り組みを行っている。
【運営】
・介護研修事業「ステップ」
・生活維持向上倶楽部「扉」(地域密着型通所介護)
・生活維持向上倶楽部「匠」(地域密着型通所介護)
・生活維持向上倶楽部「栞」(地域密着型通所介護)
・生活維持向上倶楽部「心」(じりつ支援型訪問介護)
・NPO 認知症フレンドシップクラブ横浜事務局
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会場アクセス
大阪会場
新大阪丸ビル新館
〒533-0033
大阪府大阪市東淀川区東中島1-18-27
JR新大阪駅東口より徒歩2分
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参加にあたっての注意事項
・お申し込み後のご案内は「メール」「郵送」「FAX」いずれかの方法にてお送りいたします
・お申し込み後、1週間を経過しても入金案内が届かない場合は、事務局までご連絡ください
・連続受講参加される方を優先的に受付いたします。
・本研修の最終目標は参加者様が「実践と評価」を繰り返しながら、地道に制度・地域が求めるデイになっていただくことです
・参加費の納付を持って正式申し込みとなります(※無料セミナーはお申し込み受付完了で正式申し込み)
・ご入金後のお客様都合での参加費の返金はいたしかねますが、参加者の変更は可能です
・お申し込み時にいただいた情報は、当会の管理・運営のみに使用いたします
・無料オンラインセミナーは資料がございません(申し込み受付完了後にアクセス情報をお送りいたします)
・お申し込みをいただいた方には開催5日前頃に「手元資料」と「招待URL・パスワード」などのアクセス情報をお送りいたします
・オンライン参加への接続に不安がある方は希望があれば事前に、オンライン接続の機会を設けます
・zoomミーティング中における、個人チャットへの繰り返しメッセージはご遠慮ください(相手の立場にたって物事を考えましょう)
・zoomミーティング中のFacebookにおける「友達申請」や「メッセンジャー」でのメッセージは控えましょう
・zoomミーティング中にグループワークがる際は初対面の方もいらっしゃいますので、言葉づかいなどは気をつけましょう
・zoomミーティング中に不快なメッセージなどが届いた場合は、主催者【ホスト】までチャットしてください(伝えにくいことは主催者までお申し出ください)