日本通所ケア研究大会
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実技分科会

リハビリ・機能訓練・ケア・対人援助技術…
満足度を高める一工夫を身につける!

実技分科会【1】

2024年11月1日(金)

13:00~14:30

玉置 裕美

公認バリデーション協会
バリデーションティーチャー

認知症の方と信頼関係を築き、心を通わせるコミュニケーション方法
バリデーション

認知症の方が記憶を失われ言葉でのコミュニケーションがうまくできなくなった時、身体的にも社会的にも年を重ね喪失体験をされている認知症のお年寄りに、私たちはどのようにアプローチして寄り添っていけるでしょうか。なにを手がかりに不安や憤りに寄り添っていけばいいか、一見わからない行動もどんな気持ちで過ごしていらっしゃるのか。皆さんと一緒に体験していきたいと思います。

【講演のポイント】

・初耳の方も安心!『バリデーション』とは
・私たちから見える世界と認知症の方が感じている世界からわかること
・認知症の方の現在の状態や局面を知り、その時に有効な基本的テクニック
・認知症の方の五感を知り信頼関係を築いてみよう
・バリデーションの共感を体験しよう

実技分科会【2】

2024年11月1日(金)

14:50~16:20

田丸 順子

NPO法人日本介護福祉教育研修機構
認定講師/歯科衛生士

看護師がおさえておきたい口腔ケアの基本と実践
自立支援・重度化防止を効果的に行うための口腔機能向上アプローチ

口腔ケアは、単に口の中を清潔に保つだけでなく、「感染予防」「全身の健康維持」「QOL向上」「嚥下機能の改善」そして「自立支援・重度化防止」に大きく貢献します。本セミナーでは、看護師がこの重要性を理解し適切な口腔ケア、口腔機能向上を実践していくための基本と実践レベルで使える応用についてお伝えします。

【講演のポイント】

・適切な口腔ケアが行われないと感染症につながるリスク大
・口腔ケアの不十分は栄養に影響!免疫力の低下や筋力低下を引き起こす
・食事を楽しむ能力やコミュニケーションを高めるために
・嚥下機能の維持と改善の口腔筋のトレーニング ほか

実技分科会【3】

2024年11月2日(土)

10:30~12:00

川畑

川畑 智

株式会社Re学 代表取締役
理学療法士

認知症の人が継続して取り組むことができる
リハ・機能訓練・アクティビティ

認知症の人のリハビリを行うときに重要なことは、ご本人の残存能力を見極めと、予後予測を含めた先回りのリハビリテーションです。理解しやすく取り組みやすいプログラムとは何か?基本と応用、だけでなく、見逃されがちなプログラムのミスリードにも理解を深め、効果的なアプローチにつなげましょう。

【講演のポイント】

・認知症の人の苦手と得意の整理①(効果的な記憶の方法)
・認知症の人の苦手と得意の整理②(効果的な認識への支援)
・軽度認知障害(MCI)から軽度認知症の時期におけるプログラム
・中等度認知症から高度認知症の時期におけるアプローチ

実技分科会【4】

2024年11月2日(土)

13:15~14:45

山出

山出 貴弘

株式会社NGU 代表取締役
介護福祉士

デイの生活相談員の役割
アセスメント能力向上と活用の具体例

計画書を作るうえでどの部分に「視点」を向けるべきか?「誰のため」「何のため」を意識し、サービス提供時にケアマネジャーのケアプランをどのように広げているかをお伝えできればと思います。また、ご家族・ケアマネジャー・地域とどのようにかかわっていくべきかを弊社が実践していることを例にしてお話させていただきます。

【講演のポイント】

・どこに視点を置くべきか
・「誰のため」「何のため」の理解
・ケアプランを広げる考え方
・自立支援と重度化予防
・信頼関係の重要性

実技分科会【5】

2024年11月2日(土)

13:15~14:45

森岡 啓志

株式会社ツぐハぐ
取締役/作業療法士

拘縮予防・改善のためのケア技術(1)基本技術
マンパワーが少なくても可能なアプローチ

拘縮予防・改善のための基本的なケア技術は、関節や筋肉の柔軟性を維持し、可動域を保つために非常に重要です。拘縮とは、関節周辺の筋肉や腱、靭帯、関節包が硬くなり、関節の動きが制限される状態を指します。特に高齢者に多く見られ、生活の質(QOL)の低下につながるため、早期の予防と適切なケアが求められます。本分科会では、マンパワーが少なくても実践できる拘縮の予防・改善のための基本的なケア技術、拘縮予防の考え方について説明します。

【講演のポイント】

・関節拘縮の概要
・拘縮予防の考え方
・拘縮予防における脊柱機能の重要性
・限られた、人、時間でどのように拘縮予防するか(現在行なっている活動時に意識することなど)
・集団で行える、拘縮予防に繋がる体操の実践 ほか

実技分科会【6】

2024年11月2日(土)

15:05~16:35

知野 吉和

合同会社はなはさく
介護人材育成アドバイザー

やる気はなくとも仕事はできる!
モチベーションとスキルの考え方

やる気があったほうが人材は育ちますが、教育のアプローチを突き詰めていくと、それほどやる気は必要がないことがわかります。多くの介護現場に「どんな人材が欲しいか?」と質問すると、やる気のある人、気づきのある人、主体性のある人、積極的な人、という意見が聞かれます。まず、この抽象的な「やる気」「気づき」「主体性」「積極性」について、意味を考えていき、やる気がなくとも人材は育つ、ということを展開していきます。そしてモチベーションについて、介護現場にありがちな事例をもとに、解決できた事例をご紹介いたします。

【講演のポイント】

・やる気・気づきとは何か
・教育とは何か
・スキルアップには手順があった
・学びに必要な要素とは
・モチベーションと心理的安全性について

実技分科会【7】

2024年11月2日(土)

15:05~16:35

野田 和美

NPO法人日本介護福祉教育研修機構
認定講師/理学療法士

拘縮予防・改善のためのケア技術(2)
誤嚥リスクの軽減で快適に過ごしてもらうために

誤嚥(ごえん)リスクの軽減は、高齢者や嚥下障害のある患者が快適に過ごすために非常に重要な課題です。関節可動域訓練や良肢位保持、ストレッチング、ポジショニングなど、日常的なケアが欠かせません。本分科会では、適切な姿勢による誤嚥リスクを軽減するためのケアと具体的な対策についてお伝えいたします。

【講演のポイント】

・自動的な運動と他動的な運動
・拘縮の進行を防ぎ、関節の適切な位置を保つ
・拘縮予防に効果的なストレッチング
・ポジショニングと体位変換 ほか

実技分科会【8】

2024年11月3日(日)

10:00~12:00

生野

生野 達也

一般社団法人動きのコツ協会
代表理事/理学療法士

リハ職がいなくても効果が出せる機能訓練・リハビリ技術(1)
~心身機能~

「力を入れて!」「頑張って!」と声をかけたり、いろいろ運動メニューを変えても「効果が出ない」ことを悩んでいませんか?解決の糸口は【運動の教え方を工夫する】ことにあります。脳卒中専門の保険外(自費)リハビリサービスを10年以上継続する中で培った運動の教え方(動きのコツ®︎)を、リハ職ではなくても実践できるようになるために実技を行います。「心身機能」では立ち上がる、歩くといった基本動作を中心に行い、「活動と参加」では家事などの応用動作を行います。両方受講いただけるとさらに実践力が身につきます。

【講演のポイント】

・リハビリ効果がでないワケ
・運動の教え方(動きのコツ®)とは
・立ち上がりと歩行を評価するコツ
・立ち上がりと歩行を指導するコツ

実技分科会【9】

2024年11月3日(日)

13:00~15:00

川畑

川畑 智

株式会社Re学 代表取締役
理学療法士

地域で活躍する!
超高齢化社会に求められるフレイルトレーニング

超高齢化時代において「身体的フレイル」「精神的フレイル」「社会的フレイル」といった3つのフレイル対策が重要になります。生活の質を上げ、ご本人の生きがいや、やりがいを見出し、行動範囲の拡大を狙うことのできる効果的で楽しいトレーニングの基本と応用を学びましょう。

【講演のポイント】

・トレーニングへのモチベーションを高めるためのスクリーニング評価
・プレフレイルからフレイル時期の頃に知っておきたい予備知識
・自己実現に向けた質問や寄り添い方
・「身体的フレイル」「精神的フレイル」のトレーニング(実技)

実技分科会【10】

2024年11月3日(日)

13:00~15:00

生野

生野 達也

一般社団法人動きのコツ協会
代表理事/理学療法士

リハ職がいなくても効果が出せる機能訓練・リハビリ技術(2)
~活動と参加~

「リハビリしているのに活動と参加が増えない」ことを悩んでいませんか?解決の糸口は【目標設定と動きやすさの両立】にあります。脳卒中専門の保険外(自費)リハビリサービスを10年以上継続する中で培った、段階的な目標設定に応じた運動指導のコツを実技中心で行います。「心身機能」では立ち上がる、歩くといった基本動作を中心に行い、「活動と参加」では家事などの応用動作を行います。両方受講いただけるとさらに実践力が身につきます。

【講演のポイント】

・活動と参加につながらないワケ
・目標設定のコツ
・家事や応用動作を評価するコツ
・家事や応用動作を指導するコツ
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