開催概要

研修名

これからの通所系サービスに必要な選ばれる仕組みづくりと職員を巻き込む7つの改善策セミナー

日時

【広島会場】2025年8月2日(土)10:00~16:45

【東京会場】2025年8月10日(日)10:00~16:45

【熊本会場】2025年9月14日(日)10:00~16:45

会場

【広島会場】広島YMCA国際文化センター(広島県広島市中区八丁堀7-11)

【東京会場】すみだ産業会館(東京都墨田区江東橋3丁目9番10号)

【熊本会場】熊本市流通情報会館(熊本県熊本市南区流通団地1-24)

参加費

12,500円(税・資料代込み)

講師

・山下 総司 氏(株式会社IDOコンサルティング事業部 介護部門ディレクター)

・岩崎 竜太 氏(社会福祉法人万亀会 業務執行理事)

・西野 裕哉 氏(株式会社隣家 代表取締役)

・江口 寿樹 氏(社会福祉法人成心会 あかね園デイサービスセンター 管理者)

・眞木 貴司 氏(社会福祉法人緑会 デイサービス斎田 管理者)

・川辺 文枝 氏(生活維持向上倶楽部「扉」 管理者)

・西田 大輔 氏(生活維持向上倶楽部「匠」 管理者)

・髙山 皓 氏(デイサービスこすも 管理者)

参加特典

セミナー終了後に希望者へ講師対応の【オンライン相談(無料/60分)】あり

研修内容

選ばれる通所系サービスの構築へ!
実践事例に学ぶ「小さく始めて成果につながる!V字回復のヒント」

利用者像の多様化、そして国が求める地域共生社会の実現など通所系サービスに求められる役割は今、大きな転換期を迎えています。

本セミナーでは、こうした社会変化を前向きに捉え、稼働率や職員のモチベーション低下といった課題を乗り越えてきた事業所の実践事例をもとに、明日からすぐに取り組める改善手法とマネジメントの工夫をお伝えし、今後ますます求められる「地域に信頼され選ばれ続ける通所系サービス」をつくるために必要な実践的・戦略的なヒントをたくさん持ち帰っていただきます。

さらに、セミナー終了後には、講師と参加者同士で意見交換できる「情報交換・交流タイム」を開催いたします。
自事業所の課題を客観的に見直し、成功事例との比較を通じて「自分たちに今できること」「明日から取り組むべきこと」を整理する機会となります。
管理者・リーダー層の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

タイムスケジュール
※予定している内容は変更になる場合がございます

講座【1】[広島]8月2日(土)10:00~12:00[東京]8月10日(日)10:00~12:00[熊本]9月14日(日)10:00~12:30
職員の「やる気」と「数字」がつながる通所サービスのV字回復実践法
成功事例から学ぶ「稼働率アップの現場戦術」と「改革」のポイント

講師:山下 総司 氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター/介護環境アドバイザー)

稼働率の低迷、スタッフのモチベーション低下などその要因は「やる気」や「人数」の問題ではなく、「現場の仕組み」と「考え方」に潜んでいるのかもしれません。本セミナーでは、稼働率が停滞していた通所介護事業所が、わずか数か月でV字回復を果たした「現場主導の改革」を紹介いたします。管理者・リーダー・現場スタッフみんなが数字と向き合いながら前向きに動き出した背景には、送迎・入浴・記録・レクリエーション・地域連携など日々の業務に埋もれた「改善ポイント」の発見と仕組み化がありました。V字回復を実現した小さな工夫、選ばれる工夫、スタッフマネジメントと評価制度の連動など、管理者・リーダーが押さえておきたい「現場戦術」と「仕組みづくり」を余すことなく解説します。職員が動き数字が上がる!その両輪を回すための実践的なヒントをリアルな事例から学べる絶好の機会です。

【内容】

・稼働率が上がらない現場に共通する「もったいない」誤解

・明日からでもすぐに現場でできる!7つの改善策と導入3ステップ
(送迎、入浴、記録、レクリエーション、帰宅前の過ごし方、地域つながり)

・毎月の売り上げを10万円上げる仕組みを考える

・きっかけ、展開、発展の方法の実例を学ぶ

・選ばれるマーケティング戦略

・利用者募集が必要なくなるデイサービスの魅せ方

・貴重な時間を使ってまで見に来る価値のあるデイサービスとは

・働きたくなるようなデイサービスを目指そう!

・その中身と仕組みを知ることで形になります

・スタッフ育成プログラムと効果的な評価について

・最終的にスタッフ募集も不要になる など

講座【2】[広島]8月2日(土)13:00~14:20[東京]8月10日(日)13:00~14:20[熊本]9月14日(日)13:00~14:20
選ばれる事業所には理由がある(1)
安定した稼働率をさらにアップさせる3つの仕組み

[広島会場]講師:岩崎 竜太 氏(社会福祉法人万亀会 業務執行理事)

[東京会場]講師:西野 裕哉 氏(株式会社隣家 代表取締役)

[熊本会場]講師:江口 寿樹 氏(社会福祉法人成心会 あかね園デイサービスセンター 管理者)

地域で選ばれ続ける(利用者・ケアマネ・スタッフなど)事業所は何が違うのか。本講座では安定した事業所運営を実現するために実際に行っている様々な取り組みを紹介いたします。単なる介護サービスの提供にとどまらない視点が満載です。「日常的かつ直接的な活動」「地域参加」「選択的プログラム」などを戦略的に展開することで、地域の評価すべてを向上させる仕組みとは?現場からのリアルな声に触れながら、自事業所の次の一手を見つけてください。

【広島会場内容】

・目的と取り組みを明確に!

・特色あるプログラムを選択制へ!

・在宅に持ち帰れるプログラムの実施

・確実に無駄のない広報戦略で集客アップ! ほか

【東京会場内容】

・認知症の方の地域トラブルがきっかけで始まった地域との顔の見える関係性づくり

・地域とつながる社会参加活動の仕掛け(スターバックスでのお掃除ボランティア)

・地域内経済循環の促進と高齢者の生きがい創出(ペットフードの製造・販売)

・子どもの居場所づくりで多世代交流の促進

・安定した稼働率に繋がる「日常的」に「直接的な」活動 など

【熊本会場内容】

・「自律した生活」と「質の高い生活」の両立促進

・選択的プログラムの実践

・コロナ禍で利用者が大幅減…も過去最高の稼働率までV字回復させた取り組み

・CO-CIプロジェクトで「脳活性化」「社会参加」「利用者満足感」「環境保護」の好循環

・地域に広がるエコの輪活動 ほか

講座【3】[広島]8月2日(土)14:30~15:50[東京]8月10日(日)14:30~15:50[熊本]9月14日(日)14:30~15:50
選ばれる事業所には理由がある(2)
安定した稼働率をさらにアップさせる3つの仕組み

[広島会場]講師:眞木 貴司 氏(社会福祉法人緑会 デイサービス斎田 管理者)

[東京会場]講師:川辺 文枝 氏(生活維持向上倶楽部「扉」管理者)/西田 大輔 氏(生活維持向上倶楽部「匠」管理者)

[熊本会場]講師:髙山 皓 氏(デイサービスこすも 管理者)

地域で選ばれ続ける(利用者・ケアマネ・スタッフなど)事業所は何が違うのか。講座【2】に引き続き、安定した事業所運営を実現するために実際に行っている様々な取り組みを紹介いたします。単なる介護サービスの提供にとどまらない視点が満載です。「日常的かつ直接的な活動」「地域参加」「選択的プログラム」などを戦略的に展開することで、地域の評価すべてを向上させる仕組みとは?現場からのリアルな声に触れながら、自事業所の次の一手を見つけてください。

【広島会場内容】

・他のデイサービスと何がどう違う?

・忙しい日々だけど、これだけは絶対にやっている!(1)スタッフの対応

・忙しい日々だけど、これだけは絶対にやっている!(2)プログラムの内容

・地域とのつながり(「誰に・何を・どう伝えているのか?」)

・見学が絶えない施設=ブランドとなるデイサービス ほか

【東京会場内容】

・事業所の「特性(独自の強み)」「方向性(対象者や活動内容等)」の明確化

・【特性】男女比率9:1、主な活動として地域、社会貢献、有償ボランティア、地域で困っている方の手助け隊など

・【方向性】デイの利用につながり難い方やデイに対して否定的、幼稚なイメージをもっている男性利用者の受け皿

・取り組みや活動の継続、発展

・【継続している活動】保育園とコラボした世代間交流(タケノコ掘りや門松づくりなど年間を通して5回ほど体験交流)

・【発展】継続した地域、社会(企業、NPO法人等)との交流を深める活動

・メンバー(ご利用者)さんとパートナーのモチベーションアップの一体化

・【特性】【方向性】【継続】【発展】の好循環サイクルでやる気モード(主体的な行動、ケアの質向上)でレベルアップにつながる

・ただ発信するだけじゃない!SNSの活用で認知症の理解と自事業所の活動が広く普及 など

【熊本会場内容】

・大切にしているのは「相手(スタッフ・ご利用者・ケアマネ・地域)」のことを知ること

・要望で分かった報告と広報!求められている情報を提供しよう!

・地域の企業や他事業所とつながることができる重要ツール

・高齢者を支える地域づくりが間接的なご利用者の暮らしの支援

・ご利用者に良いよい暮らしを営んでもらうことを目指したチームづくり など

【情報交換・参加者交流会】[広島]8月2日(土)16:00~16:45[東京]8月10日(日)16:00~16:45[熊本]9月14日(日)16:00~16:45
[参加自由]
成功事例に照らして事業所の改善点を洗い出す&明日からのやるべきことリストの整理
【内容】

セミナー終了後に、参加自由の交流・情報交換タイムをご用意しています。他の参加者、講師との意見交換を通じて、講座だけでは気づかなかった視点やアイデアに出会える貴重な時間です。同じ立場だからこそ話せるリアルな課題や工夫を共有し、明日からの行動に活かしてみませんか?お気軽にご参加ください!

講師

山下 総司 (やました そうし)

・株式会社IDOコンサルティング事業部 介護部門ディレクター

・介護環境アドバイザー

・介護福祉士

・社会福祉主事任用資格

・認知症介護実践者研修 修了

・社会福祉法人評議員(新潟)

奈良県出身。
一般企業に勤務後、介護現場(デイサービス、障がい者施設、介護老人保健施設、在宅ヘルパー等)などで9年間勤務し、パート職員から管理者までを経験。「選択と自由」のある施設づくりをテーマにデイサービス管理者時代に自施設で実践。その取り組みは全国からの見学者を通して広がり、介護現場業務の傍ら「選択と自由のある施設づくり」をテーマに依頼がある事業所へ伺い、現場に入りながら研修、指導などを行う。
平成23年12月に大阪和泉市のデイサービスセンターを退職後、施設環境アドバイザーとして全国各地の介護施設・事業所などで実践を行う。
現在は、株式会社IDOコンサルティング事業部 介護部門ディレクターとして、通所・入所に関わらず実際の介護現場に入り、介護・環境アドバイスの実践を行っている。
「介護現場は職員、利用者、経営者が一丸となって構築するもの」という考えのもと全国各地で希望が生まれる施設づくりを実践している。

【得意分野】
・高齢者介護施設での自立支援を軸とする環境の創り方(食事、環境・プログラムづくり、送迎、入浴)
・その他(施設経営、運営、組織構築、評価制度設置、管理者・リーダー育成)

【こんな仕事をしています】
環境創り(PEAP)をテーマとして施設、地域を構築していきます。ハード、ソフト、ルールを経営者、スタッフらと一緒に考えて作成をし、人材を育成する方法でサービス・ケアの質の向上、収益改善、組織体制強化、コア人材の育成を行ってます。
実際に現地へ入り現場スタッフらと一緒に考えて作り上げるスタイルが特徴です。また経営側では評価、ルールを定めて働きやすい環境を整えていくアドバイスを行います。離職防止はこの環境に大きく左右される事から効果的な広報活動を通して無駄なく宣伝を行い、幅広い方に知っていただく事を考えた方法を行います。(居宅・病院・地域・社会資源等)
ヒアリングを通しての現場スタッフ(管理者含む)問題の抽出を行い、原因を分析して、解決策を提案しています。地域とつながるために具体的にどのような事から考えていけば良いかをスタッフ教育、実践を絡めながら地域とのつながりを作ります。人材も含めて地域から来ると考えて法人イメージを上げて社会貢献を見える形で実践するためのフォローを行います。

【執筆】
・おはよう21(平成24年7月特集記事)
・デイの経営と運営(連載:全6回)
・月刊デイ(平成28年9月号特集記事)
・認知症ケア最前線(連載:全6回)
・日総研出版(平成28年秋季刊号)

【その他活動】
・施設環境についての講演
・現場での実践方法、形作り(利用者の自主性を引き出す介護)
・職員のモチベーション向上に関する研修
・選択と自由のある施設運営、現場の構築アドバイザー
・地域と施設がつながるための共生社会型の構築、考え方、実施方法等
・施設管理者向けの施設マネジメント研修
・施設職員が本当に使える接遇研修
・介護事業所などに実際に入り現場の方と共に改善、改革の実践研修
・訪問活動実績(令和6年度:年間310日)
・講師実績(令和6年度:年間50回)

岩崎 竜太 (いわさき りゅうた)

・社会福祉法人万亀会 業務執行理事

兵庫県出身。
1994年3月に専門学校(経理)卒業。同年11月に加古川市内の特別養護老人ホームに事務員として入職。経理を主に措置制度から介護保険制度への移行や人事・労務管理など事務方として勤務。管理部長、副施設長、法人本部長として勤務しながら、新規施設の開設に準備室室長として計画から開設まで関わり、新規施設の施設長、法人理事なども経験。施設長、法人理事として勤務している間に法人内の別施設の移転新築工事、認定こども園の開設にも携わる。
2018年12月から社会福祉法人万亀会の総務主任として勤務し、2020年7月に万亀園、千鶴園施設長、法人業務執行理事として勤務。人事、財務面の改善やSNSを活用した採用、広報活動など実践している。

経歴
・1994年11月 加古川市内特別養護老人ホーム 事務員として入職
・2006年 3月 管理部長
・2010年 6月 副施設長
・2010年 8月 法人本部長兼務
・2011年 3月 新規開設施設計画に伴い開設準備室室長兼務
・2011年 7月 新規開設施設 施設長
・2016年 4月 同法人他施設(2か所)施設長兼務及び業務執行理事
・2018年 8月 同法人退職
・2018年12月 社会福祉法人万亀会 特別養護老人ホーム万亀園 総務主任として入職
・2020年 7月 社会福祉法人万亀会 業務執行理事
・特別養護老人ホーム万亀園・地域密着型特別養護老人ホーム千鶴園 施設長

【外部活動歴】
・2021年4月 東播磨ブロック老人福祉事業協会常任理事
・2023年4月 東播磨ブロック老人福祉事業協会副会長

【参加される方へのメッセージ】
2021年9月より介護環境アドバイザーの山下総司氏からアドバイスを受けながら改善に取り組んでいます。取り組みを進めるにあたって法人と現場との温度差の違いなど様々な課題がありました。取り組みを行った結果、利用者や職員がどのように変化したかなどをお話しさせていただければと思います。

西野 裕哉 (にしの ゆうや)

・株式会社隣家 代表取締役

1999年3月に東京福祉専門学校を卒業。同年4月に都内の介護老人保健施設へ入職し、8年間介護職として勤務。施設介護での弊害を感じ、入職後2年目には独立を考え始める。独立にあたり在宅介護の現状を知る必要性があると感じ、ケアマネジャーの資格を取得し転職。同職は肌に合わない(ケアマネとして介入できないとこが多くもどかしさを感じてしまい、やはり現場が良い!)と感じ、同法人のデイサービスに異動し5年勤務。
2013年5月に埼玉県新座市にて株式会社隣家を設立、同年9月にデイサービス隣家を開業。開業当初は家事と木工作業の2本柱で活動していたが、認知症の方の地域トラブルがきっかけで認知症についての理解を広げる活動に取り組み始める。認知症の方と地域の方々が「日常的」に「直接的」な関わりをもてるよう、またメンバーは社会参加の機会確保や役割意識の創出、多世代交流、地域の方々と顔の見える関係性づくり等を目的に、活動の幅を広げている。新座市内の大学(十文字学園女子大学・立教大学)では年に数回、ゲストスピーカーとして認知症について講義をしている。また新座市からの依頼でACP普及啓発の活動や、認知症初期集中支援チーム員としての活動にも参加。2024年デイサービス5選を受賞。

【取り組み内容】
[1]スターバックスでのお掃除ボランティア(報酬にコーヒーをご馳走していただけます)
[2]畑仕事(土づくりから種蒔き、育てた野菜を収穫するまでメンバーと一緒に取り組んでいます)
[3]ペットフードの製造・販売(フードロスの解消・高齢者の生き甲斐創出・地域内経済循環の促進)
[4]子どもの居場所づくり(デイサービス隣家メンバーも参加できることでの多世代交流)
[5]地域子育て支援センターへの訪問(子どもや子育て世代との多世代交流)
[6]地域のゴミ拾い(地域住民との顔の見える関係性づくり)

江口 寿樹 (えぐち としき)

・社会福祉法人成心会 あかね園デイサービスセンター 管理者

・社会福祉法人成心会 特別養護老人ホームあかね園 施設長

・社会福祉士

・介護支援専門員

・介護福祉士

・全国老施協鹿児島県予備代議員

・鹿児島県老施協理事

・出水地区老施協副会長

・北薩広域行政事務組合介護認定審査会委員

2000年に九州福祉医療専門学校卒業し、社会福祉法人成心会に入職。特別養護老人ホームのオープニングスタッフ(介護職員)として従事。介護主任などを歴任し、2007年のデイサービスセンター開設に伴い異動。管理者として16年勤めた後、特別養護老人ホームの副施設長を兼務。2024年から特別養護老人ホームの施設長へ就任。

【参加者へのメッセージ】
デイサービスを開設した当初は集団処遇が主流で違和感を感じていました。2011年に山下さんと出会い、選択的プログラムを本格的に取り組み始めました。独自通貨を使用した地域課題への取り組みとICTを活用した生産性の向上をご紹介いたします。

眞木 貴司 (まき たかし)

・社会福祉法人緑会 デイサービス斎田 管理者

徳島県出身。
アパレル業界の営業職などを経て、福祉業界に転職。介護現場(デイサービス、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム)などで、相談員や管理者を経験。
現在はデイの管理者として地域交流を中心とした活動に日々奮闘している。

川辺 文枝 (かわべ ふみえ)

・生活維持向上倶楽部「扉」管理者

・生活相談員

・社会福祉士

・介護福祉士

大学在学中に介護保険制度が始まったことをきっかけに福祉に興味を持ち、高齢福祉の勉強を始めました。研究の一環として、特別養護老人ホームや障害児施設でボランティア活動も行い、現場に触れる機会を積極的に持っていました。
一度は資格取得のための準備期間として一般企業に就職しましたが、福祉の道をより深く学びたいという想いから、福祉系の専門学校(社会福祉科)へ進学し、改めて本格的に福祉を学び直しました。
卒業後は特別養護老人ホームに就職し、勤務しながら社会福祉士と介護福祉士の資格を取得しました。この頃、現在の代表・山出と出会い、入居されている方々と日々関わる中で、「ケアの在り方」に疑問を持つようになりました。そんな中、山出が主催する介護技術の勉強会に参加し、根拠に基づいたケアの重要性を改めて学びました。特に、認知症の症状がある方が「安心」を求めて自然と山出の元に集まっていく姿を目の当たりにし、「本当にすごい」と感銘を受けたことが印象に残っています。
その後、介護現場における「言語化の弱さ」に課題を感じ、一度休職して日本社会事業大学専門職大学院に進学。自分のこれからの方向性を見つめ直す時間となりました。復職後は、悩みながらも現場と向き合う中で、山出より生活維持向上倶楽部「扉」の立ち上げメンバーとして声をかけていただき、その想いや行動力に共感し、現在に至ります。
日々の実践を通して感じるのは、多くの想いや悩みを抱えてきたご家族やご本人が、本当の意味で安心して日々を過ごせるよう、「生活相談員」として多角的な視点から支援を続けることの大切さです。また、一緒に活動してくれている仲間たちが動きやすくなるような環境づくりも、私の大事な役割だと考えています。
コロナ禍で地域での活動が制限される時期もありましたが、現在はコロナ前と同様に地域に根ざした取り組みを再開しています。

西田 大輔 (にしだ だいすけ)

・生活維持向上倶楽部「匠」管理者

・社会福祉士

・介護福祉士

・介護支援専門員

・認知症リーダー研修修了

2005年、日本福祉大学(通信教育課程)に入学し、福祉についての学びを本格的にスタートさせました。この学びをきっかけに、2008年より特別養護老人ホームで介護職員として勤務を開始。以後7年間、ユニットリーダー、フロアリーダー、そして生活相談員兼ケアマネジャーとして、介護現場の第一線で経験を積んできました。
2015年4月には、「介護のプロフェッショナル」を目指して株式会社NGUに入職。介護職兼相談員として、さらに実践力を磨きました。
2019年8月からは、生活維持向上倶楽部「匠」の管理者として、現場の運営とケアの質の向上に取り組んでいます。現在も、株式会社NGUの理念に基づき、「真の専門職」として、またメンバーさんから「心から信頼されるパートナー」として、日々メンバーさんの「生活の営み」を全力でサポートしています。
「匠」では、9割以上が男性のメンバーさんで構成されており、行き場のない男性高齢者が多く利用されています。幼稚で表面的なアクティビティではなく、地域・社会貢献活動、循環型地域共生活動、自立支援など、真に「生きがい」や「やりがい」を感じていただける取り組みを通じて、ご自宅での生活にしっかりとつながる支援を実践しています。

髙山 皓 (たかやま あきら)

・デイサービスこすも 管理者

・株式会社こすも 課長

・作業療法士

・生活相談員

・介護支援専門員

・認知症介護実践リーダー

・福祉住環境コーディネーター2級

・久留米市地域ケア会議アドバイザー

・筑後市介護認定審査会委員

・福岡県作業療法協会筑後ブロック広報局長

新卒でデイサービスに就職し、10年間で多くの地域の方々との出会いなどで学ばせて頂きました。管理者・相談員の実体験から行っている事業所運営の工夫を少しでもお伝えできたらと思います。

会場アクセス

【広島会場】

広島YMCA国際文化センター

〒730-8523
広島県広島市中区八丁堀7-11
市内路面電車(5番以外)「立町」電停下車徒歩3分

【東京会場】

すみだ産業会館

〒130-0022
東京都墨田区江東橋3-9-10
JR錦糸町駅より徒歩1分

【熊本会場】

熊本市流通情報会館

〒862-0967
熊本県熊本市南区流通団地1-24
豊肥線「平成駅」よりタクシーで4分
JR熊本駅より熊本都市バスで約20分

参加にあたっての注意事項

・体調不良の方は出席できません。

・お申し込み後のご案内は「メール」「郵送」「FAX」いずれかの方法にてお送りいたします。

・お申し込み後、1週間を経過しても入金案内が届かない場合は、事務局までご連絡ください。

・参加費の納付を持って正式申し込みとなります。

・ご入金後のお客様都合でのキャンセルは返金いたしかねますが、参加者変更での対応や資料の送付はいたします。

・天災、主催者都合で中止となる場合は全額ご返金いたします。

・席順は研修当日の着席順となります。

・お申し込み時にいただいた情報は、当会の管理・運営のみに使用いたします。

その他の研修紹介

全国巡回
計画書
片麻痺
見学会
ケアレク
デイ運営強化
認知症のケア
川畑・玉置
山下ほか
リハビリケア専門士養成講座
リハ技術
指導監査
セミナー動画配信
【オンライン】環境づくり
【オンライン】リハビリ90講座
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これからの通所系サービスに必要な選ばれる仕組みづくりと職員を巻き込む7つの改善策セミナー

職員のやる気と稼働率を同時に引き上げる3ステップ

【本研修に関するお問い合せ】

日本通所ケア研究会事務局/NPO法人日本介護福祉教育研修機構

〒721-0902
広島県福山市春日町浦上1205株式会社QOLサービス内
TEL:084-971-6686 / FAX:084-948-0641