日本通所ケア研究大会
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実技分科会

リハビリ・機能訓練・ケア技術…
ご利用者の満足度を高める一工夫を身につける!

実技分科会【1】

2023年11月17日(金)

13:00~14:30

神尾 陽子

多機能リハビリセンター
ありがとうデイサービス 介護福祉士

介護予防・転倒予防のレクアクティビティ

立位の不安や手足の協応性が乏しい、持病などから、生活や活動意欲を失くしてしまっているご利用者への介護予防・転倒予防の必要性を理解し、効果的なプログラムの考え方やレク・アクティビティの作り方を実際に体験していただきます。

【講演のポイント】

・楽しく実施するための実践とポイント
・ご利用者が継続できる指導
・小集団で効果を上げる
・難易度調整のポイント ほか

実技分科会【2】

2023年11月17日(金)

14:45~16:15

野田 和美

NPO法人日本介護福祉教育研修機構
認定講師/理学療法士

心身機能改善の機能訓練
知っておくべき筋力増強の知識と技術

個別機能訓練の効果を高めるためには、リハビリ職や機能訓練指導員だけでなく、職員全員が筋力増強訓練や関節可動域訓練が出来た上で、活動と参加の視点も持ち合わせ支援していくことが成果を出す近道です。心身へのアプローチで知っておくべき、身につけておくべき知識と技術を参加体験型でお伝えいたします。

【講演のポイント】

・視点と訓練量(どのように考えたら良いのか、どこまで動かして良いのか、どれくらい実施すれば良いのか)
・評価の考え方
・筋力増強訓練のポイント
・目的別筋トレ ほか

実技分科会【3】

2023年11月18日(土)

13:15~15:15

山﨑 隆博

リハビリテーション*介護Labo
代表/理学療法士

通所で効果を引き出す!
日頃困る「こんな方へのリハ・ケア」

強い円背、身体が傾く、痛みがあるなど

強い円背や姿勢が傾いたご利用者を現場でよく見かけるかと思います。ところが、その原因を十分に考慮せずに対応しているばかりに、改善に至らずむしろ気付かぬ間に助長しているケースが後を絶ちません。このようなケースは、後に痛みや起立・歩行困難、誤嚥やトイレでの排泄困難など多面的に二次的障害を招いてしまいます。効果的に予防・改善を図るために重要なことは、個々に異なる原因を評価した上でのリハビリテーションプログラムの提供はもとより、日頃のケアをいかに繰り返し継続して見直しできるかです。この分科会では実技を通して“変化”を体感していただきながら、日頃現場でよく見られる不良姿勢や痛みが生じているケースを具体的に取り上げ、“即日から使える”予防・改善の視点や技術をご提案致します。

【講演のポイント】

・症状の悪化を招くケアと予防・改善ケア
・不良姿勢(強い円背や傾き)の原因と予防・改善方法がわかる
・よくある痛み(膝・腰・肩など)の原因と予防・改善方法がわかる
・効果を引き出すリハビリテーションプログラム
・見逃さない!実は大切な通所“以外”の時間のアセスメントのポイント

【講師のことがもっとよく分かる】

実技分科会【4】

2023年11月18日(土)

13:15~15:15

生野

生野 達也

一般社団法人動きのコツ協会
代表理事/理学療法士

活動改善の機能訓練
実践すべき歩行訓練の工夫とADL訓練の工夫

「介護保険のリハビリは維持が目的です」。残念ながら多くのケアマネジャーが”当たり前”と思っていること。しかし、「リハビリをして介護度を下げてほしい」という国の方針は明らかです。維持目的だけのリハビリに未来はありません。これからは間違いなく改善できる施設が生き残る時代です。本講演では、「発症から半年以上たつと改善が難しい」ということが”当たり前”となっている生活期の脳卒中の方を対象とした自費リハビリサービスで、10年間、改善し続けてきた中で培った「歩行とADLを改善させるための機能訓練」を実技中心で伝授します。

【講演のポイント】

・普通の機能訓練で改善しない理由
・活動改善のための機能訓練のコツ
・歩行とADLの評価の実技
・歩行とADLの機能訓練の実技

【講師のことがもっとよく分かる】

実技分科会【5】

2023年11月18日(土)

13:15~15:15

大瀧 浩之

西広島リハビリテーション病院
言語聴覚士

荏原

荏原 幸恵

西広島リハビリテーション病院
言語聴覚士

しゃべる・食べるを支えよう!
現場から学ぶ言語リハビリと摂食嚥下リハビリ

目に見えない障害である言語障害について解説し、失語症を中心として対応をお伝えすると共に、その中で通所リハビリで行っている「言葉のデイケア」という言語障害の方を対象としたグループリハビリを紹介します。合わせて摂食嚥下障害や安全に食べる工夫とリハビリについて実際の事例を通して説明いたします。

【講演のポイント】

・言語障害とは
・言語障害への対応
・デイで出来る言語リハビリ
・言葉のデイケアの紹介
・言語障害がある方でも参加できるレクリエーションの紹介
・摂食、嚥下のメカニズム
・摂食、嚥下障害の症状
・喉の衰えのサインと嚥下の検査
・むせた時の対応
・安全に食べる工夫とリハビリ

実技分科会【6】

2023年11月18日(土)

15:30~17:30

石田

石田 竜生

介護エンターテイナー
作業療法士

通所で効果を引き出す!
日頃困る「こんな方へのリハ・訓練」

活動したがらない方、うつの方など

リハ・訓練の「やり方」ではなく「あり方」を学びましょう。新しいものを生み出そうとして悩む必要はありません。ちょっとの視点の変え方や表現方法を変えるだけで、今までのリハ・訓練が変わります。心が動けば体が動く!すべてのリハ・訓練には意味があり、機能回復へと繋がっています。

【講演のポイント】

・相手の「強み」を活かしたリハ・訓練
・「幼稚」と感じないリハ・訓練が参加率を上げる
・「楽しい」は人それぞれ、「楽しい」の本当の意味って?
・「動機づけ」でレクと体操により大きな効果を引き出す方法
・身近なものを使った日常生活動作訓練 ※タオルをご持参ください

実技分科会【7】

2023年11月18日(土)

15:30~17:30

山本

山本 香百合

ナーシングフットケアNIKO
代表

誰にも安全で効果的にできるフットケア

爪・足裏・むくみのアセスメントとケア

生活支援の中で出来るフットケアの一つとして爪切りがあります。爪切りは衛生目的だけではなく爪を切る時の手足のホールドの仕方や添える手の位置を学び、簡単な施術をプラスすることで浮腫みや転倒予防につながるケアです。足にトラブルを持つ皆さんは爪を切る時に不安や緊張も加わって痛みを感じやすく足に触れらることが嫌になることもあります。
たかが爪切りかもしれませんが基礎を学ぶことで痛みや不安を和らげるフィトセラピーの効果も感じていただけるのです。

爪切りは心地よいもの
爪切りの後は何だか足が軽くて趾先が動きやすい・・・

浮腫みが軽減したと感じていただける施術が良し!!です。
一人で出来る事は小さくても出来たことが積み重なれば歩ける時を少しでも永くできます。実際に見て触れて自分に出来るフットケアを見つけてください。

【講演のポイント】

・爪切りの選び方 ※実際に使用している爪切りかニッパーをご持参ください
・爪切りと転倒予防
・浮腫みケア ※タオルを2枚ご持参ください
・タオルを使った浮腫みケア

実技分科会【8】

2023年11月18日(土)

15:30~17:30

山出

山出 貴宏

株式会社NGU 代表取締役
介護福祉士

脳梗塞後遺症(片麻痺など)がある方のケアを見直す!
脳梗塞後遺症がある方の生活の視点によるワンランクアップの介護職のかかわり

「生活の営み」に視点に切り替え、その場の「じりつ支援」ではなく、今とその先につながる「じりつ支援」について日常生活動作から見直していく内容です。「できるから」や「頑張れば」ではなく、日々の活動や取り組み、生活動作内での「介護技術」を用いたかかわりをお話致します。「なぜ?」を理解していただけるような実技体験を予定しています。

【講演のポイント】

・介護保険法の目的の確認
・生活の営みとじりつ支援について
・「できるから」や「頑張れば」ではない望ましいサポートの見直し
・生活動作内でどの視点でかかわりを継続していくか?
・セラピストのかかわりではなく介護士の生活でのかかわりの重要性

実技分科会【9】

2023年11月19日(日)

10:00~12:00

川畑

川畑 智

株式会社Re学 代表取締役
理学療法士

認知症のリハビリ・機能訓練

軽度者への認知リハ・中重度認知症の方へのリハ

認知症のリハビリを行う際に、ご本人の「わかる」や「知っている」といった残存能力を見極めることはとても大切になります。軽度認知霜害(MCI)、軽度認知症、中等度認知症、高度(重度)認知症それぞれのステージにおいて不安の解消と自身の回復に努めながら行うアプローチを学びましょう。

【講演のポイント】

・自信の回復につなげられる記憶の苦手に対するアプローチ
・軽度認知障害(MCI)の時期におけるアプローチの基本と注意点
・軽度認知症から中等度認知症の時期のスクリーニングとアプローチ
・高度(重度)認知症の時期に必要なアプローチと陥りやすいミスリード

実技分科会【10】

2023年11月19日(日)

13:00~15:00

山出

山出 貴弘

株式会社NGU 代表取締役
介護福祉士

認知症のケア力アップ!知識を実践に変える!
介護技術を用いた望ましいかかわりを知る

取り組みや活動・かかわり方の見直しについて、実際に弊社で実践していることを踏まえてお伝えいたします。認知症ケアに「介護技術」を用いたかかわりの重要性を簡単な実技を通して体験していただき、「介護技術を用いたかかわりが、なぜ必要なのか?」の理解を深めていただきます。

【講演のポイント】

・介護保険法の目的の確認
・BPSDへの考え方
・かかわり方の見直し(1)活動・取り組み・生活動作
・かかわり方の見直し(2)介護技術の重要性
・簡単な実技体験

実技分科会【11】

2023年11月19日(日)

13:00~15:00

生野

生野 達也

一般社団法人動きのコツ協会
代表理事/理学療法士

良くなる見込みのない「立てない方」にどんな機能訓練をしたら良いのか

「生活期になると改善は難しい」と決めつけた瞬間に、機能訓練の意味や方法は変わります。生活期の機能訓練の目的は「維持」だけではないはずです。周囲が「立てない方」と決めつけている、その利用者さんに秘めた可能性があるとしたならば、あなた自身がその可能性を大きくしてあげたいと思いませんか?本講演では、一般的に「発症から半年以上たつと改善が難しい」と言われている生活期の脳卒中の方を専門とした自費リハビリサービスを10年続ける中で培った「立てない方」の可能性を引き出すための機能訓練のノウハウを実技中心で伝授します。

【講演のポイント】

・筋力だけではない立てなくなる理由
・「立てる」までに必要な階段
・立てない方への評価の実技
・立てない方への機能訓練の実技
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