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利用者へのなれなれしい態度・言葉遣い【問題スタッフを発生させないための仕組みづくり】

2024.12.14

最近採用したスタッフ(他事業所での経験者)の利用者への対応が非常に気になっています。

本人は親しみを込めているつもりかもしれませんが、はたから見ると単になれなれしい態度にしか見えません。

経験者に対してこうした基本的なことは指導しにくいのですが、どのように対処すればよいでしょうか?


[回答]

事業所によって利用者への接し方などが違う場合があり、本人に注意しても「前の事業所ではこうだった」「私は親しみを込めて対応している」などと反論されることもあります。

しかし、当事業所のスタッフとして利用者に接する以上、全員に共通認識を持ってもらう必要があります。


[1]事業所としての方針や価値観を示す

利用者への態度や言葉遣いに問題があれば、もちろんその都度指導が必要です。 しかし、人によって価値観はバラバラで、一口に介護といっても、一人ひとりが思い描く利用者への対応は違います。 ですから、最初に事業所としての方針や価値観をスタッフにきちんと伝えておく必要があります。


[2]定期的に接遇研修を行う

あいさつなどの接遇は、日常誰もが行っていることですが、それ故に人によってバラバラになりがちです。

こうした基本的なことを訓練する意味でも、接遇研修は定期的に行う必要があります。


[3]利用者への接し方を具体的なガイドラインで示す

実際に利用者に接するときのガイドラインも必要に応じて具体的に示しておきましょう。

スタッフに期待したい行動は、あらかじめ示しておく必要があります。


【情報提供元】

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