2024年11月1日(金)~3日(日)の3日間、「第22回日本通所ケア研究大会」ならびに「第19回認知症ケア研修会in福山」を広島県福山市で開催いたしました。
通所系サービスに従事されている皆さんが、日頃感じている課題を解消するための各種「セミナー」、「一般演題発表」のほか、「参加交流型シンポジウム」や「情報交換会」など、対面だからこそ体験できるプログラムが数多く行われました。
「情報交換会」では、それぞれが工夫・アイデアを出し合い、自事業所をより良くしていくためのヒントを得る場となりました。
また今年も、昨年大好評だった「施設見学ツアー」(11月1日)を開催。
福山市にある人気の事業所4ヶ所(鞆の浦さくらホーム、五本松の家、桜の里、神辺川北デイサービス)を見学していただきました。
見学ツアー終了後には、見学先の方と名刺交換や質疑応答などの交流もあり、参加者の皆様にとって充実した1日となりました。
一般演題発表【Aブロック】最優秀発表
高齢者就労支援事業 「ショップライフ」 の介護予防効果の検証と企画の整合性について
発表者:山岸 麻野 氏(地域密着型通所介護いちごライフ)
[発表概要]
介護予防促進のための社会参加をテーマに掲げ、ご利用者の作品を地域の商店の一部に設置して無人で販売する「ショップライフ」という取り組みを開始。企画実施前と後のご利用者の身体機能のアセスメントは維持となり、「介護予防」の効果が期待できるという結果が得られた事例。
一般演題発表【Bブロック】最優秀発表
「できる!」 の積み重ねが大きな変化へ~その人らしさの実現に向けた認知症ケアの取り組み~
発表者:工藤 直樹 氏(志村デイサービスセンターさくらデイ)
[発表概要]
ご利用者の「できること」を増やすために目標達成シートを作成し、自発的に趣味活動ができるように環境調整などを行った。
生活の中で「できる」を引き出す仕掛けを作ることで、ご利用者が前向きになり、幸福度が大きく向上するなど、明白に変化が現れた事例。
<全ての発表内容が閲覧できる>
下記フォームより簡単なアンケートに答えると、すべての一般演題発表の資料が閲覧可能です。
https://tsuusho.com/form/dayopinionaire
【情報提供元】