研修内容
65歳以上の高齢者の7割以上は、足に何らかのトラブルを抱えているといわれています
日ごろから足や爪のケアを行うことでトラブルを未然に防ぐことが重要です。高齢者は、加齢や疾患によって足や足の爪に変化が起こりやすく、身体機能の低下や疾患、生活習慣などの要因と絡み合って、思いも寄らない状態まで悪化する恐れがあります。例えば、足や足の爪の異変によって歩くことが不自由になり、外出できなくなったり、転倒して寝たきりになるなど、生活そのものを変えてしまう場合もあります。上記を踏まえ、本セミナーでは、「うちの施設・事業所はご利用者の爪ケアのことで困っているんだよな」「看護師に任せているんだけど放置状態なんだよな」「すごい爪のご利用者がいるけど、誰もどうにもできていないな」など解決しなかった爪ケアのトラブルに関して、ご利用者の気持ちが理解できるような実体験をしながら重要性を学んでいただきます。異変がある場合、初期の段階で気付くことが大切です。日常業務のケアをこなす、記録をするだけでも手一杯…。でももっとご利用者のためになるケアをしていきたい介護従事者に参加してほしいセミナーです。
予定している内容(10:30~15:30)
・施設でよくある事例
・なんでこんな爪になるの?
・こんな爪のご利用者はどんな気持ちなの?
・どうしたらいいの?
・私たちに何ができるの?
・質疑応答
※当日は手の爪、足の爪を伸ばした状態でご参加ください。(モデルになっていただく場合があるため)
※動きやすい服装で、おこしください。
※可能であれば、日常業務で使用している爪切りをご持参ください。
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講師紹介
松本 めぐみ 氏(まつもと めぐみ)
・NPO法人日本爪ケア普及協会 理事長
・株式会社Best Quality 代表取締役
・フットケア足病医学区会 会員
延べ10,000症例の爪を研究!今注目を浴びている「爪ケア」
急速な高齢化が進む中、介護の業界では良質なケアを施すために試行錯誤が繰り返されています。しかし、爪のケアにおいてはどうでしょう?爪は人命がある限りどんな状況でも伸び続けるので、一見ではわずかにトラブルがある爪をすぐに処置せず数か月放置することで、手がつけられないくらいの状態になることもあります。
高齢者は特に視力の低下や身体の柔軟性の低下などにより、足の爪切りに困っている方も多いのですが、介護者が代わりにケアしたい気持ちとは裏腹にどうやったらいいのか悩むほど爪の状態が悪い方が多いことも事実です。問題の多い足を例に挙げるならば、爪が刺さったり思わぬところから裂けたり、わずかな痛みでさえ歩行への影響が生じるはずなのに、高齢になるとその痛みや違和感も鈍くなります。「痛くない」「何ともない」その言葉を鵜呑みにした介護は、自分の足で歩き続ける意欲を損なわせてしまうことに繋がりかねません。
今、自分たちが行っていることがそのまま子ども達に引き継がれ、爪すらまともにケアしてもらえないままで良いのでしょうか?技術や知識を備え、実践することで向上し、爪ケア以外にも見て見ぬフリをしないことで人間力を高める。爪ケアに関わる者は互いに学び、成長し合う関係でありたいと想い、NPO法人を立ち上げました。
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会場アクセス
東京会場
KFCホール
〒130-0015
東京都墨田区横網1-6-1
都営地下鉄大江戸線「両国駅(A1出口)」直結
JR総武線「両国駅(東口)」徒歩約7分
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参加にあたっての注意事項
・お申し込み後のご案内は「メール」「郵送」「FAX」いずれかの方法にてお送りいたします
・お申し込み後、1週間を経過しても入金案内が届かない場合は、事務局までご連絡ください
・参加費の納付を持って正式申し込みとなります
・ご入金後のお客様都合での参加費の返金はいたしかねますが、参加者の変更は可能です
・お申し込み時にいただいた情報は、当会及び株式会社QOLサービスの管理・運営のみに使用いたします
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