本研修では、何気ない「日常生活」の中にある活動(趣味活動、芸術、スポーツ、テレビ鑑賞、昼寝など)に、レクの視点で“味付け”を加えることで、それぞれのご利用者にとって意味ある、目的的な活動として生まれ変わる方法を参加体験型で実践的に身につけていただきます。
「生活を支える専門職」として、介護現場で提供するレクリエーションの再考を一緒にしませんか?
そして、ご利用者の「楽しみ」「生きがい」「社会参加」など意味ある活動の実現を支援しましょう。
【A会場】分科会(1) [福岡]7月26日(土)10:00~11:15/[東京]8月9日(土)10:00~11:15/[大阪]8月23日(土)10:00~11:15
朝の1アクションで1日が変わる!楽しく継続できる朝一ちょいレク
朝の会のアイスブレイク、バイタル測定を楽しくする工夫など
[福岡会場]講師:城野 香也子 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/言語聴覚士)
[東京会場]講師:宮守 幸子 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)
[大阪会場]講師:神尾 陽子 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)
朝の過ごし方が、その日の気分や活動量を大きく左右する…これは誰しもが同じなのではないでしょうか。本分科会では、朝の活動場面にスポットを当て、「朝のちょっとした時間を有意義にする活動・レク」をテーマに、日々の業務に取り入れやすい、そしてご利用者の「今日も一日がんばろう」という気持ちを引き出す工夫や、スタッフも楽しく関われる取り組みを具体的にご紹介します。朝の時間帯の“ルーティン”を“ワクワク”へ変えるヒントを実践形式でお伝えします!
【内容】
・スタッフ、利用者ともにアイスブレークの場面で使える「ちょいレク」(新人スタッフ、新規利用者など)5選
・相手の気持ちを考えて!合わせて!
・表現のバリエーションが増えればもう悩まない
・知り得た情報でケアレク ほか
【B会場】分科会(2) [福岡]7月26日(土)10:00~11:15/[東京]8月9日(土)10:00~11:15/[大阪]8月23日(土)10:00~11:15
ちょっとした工夫が盛りだくさん!
トレーニング・機能訓練を楽しく取り組むリハレク
[福岡会場]講師:髙山 皓 氏(株式会社コスモ コスモデイサービスセンター 管理者/作業療法士)
[東京・大阪会場]講師:小峰 康裕 氏(理学療法士/一般社団法人江戸小噺つながりコーチング 理事)
「やってもらわなきゃ…でも、やる気を起こしてくれない」「続けるのが難しい…」そんな声が聞こえがちなトレーニングや機能訓練。それは、ちょっとした“楽しい”というエッセンスと“生活につながる目的”を加えるだけで、ご利用者の反応はぐっと変わります。本分科会では、日々の機能訓練にレクリエーションの視点をプラスした“リハビリレク”として、ご利用者が思わず「参加したくなる!」「続けたくなる!」そして、生活の中で「できること」を増やすためのアイデアや関わり方を実例を交えてご紹介いたします。ご利用者の意欲を引き出し、楽しみながら日常生活の自信へとつなげていくヒントが満載の内容です。
【福岡会場内容】
・機能訓練の現状&悩みあるある
・メリハリのある準備時間
・小集団と個別の考え方
・双方が目標を意識する重要性~意味・目的を説明~
・取り組む内容のレベル設定について
・誰もが「実践できる」を目指すために
・実践!リハレク ほか
【東京会場・大阪会場内容】
・準備体操のための準備体操してますか?
・体操の意味と役割
・身体構造から身体を動かすことの意味づけを考え直す
・図を用いて身体の構造確認しながら準備体操
・トレーニングや機能訓練との関連付け
・体操中の身体の動かし方のコツ
・すぐに実践できるレクネタ要素を含んだリハレク
・全身深呼吸筋トレ 手指体操から全身体操
・リズムを取り入れた全身体操 ほか
【C会場】分科会(3) [福岡]7月26日(土)10:00~11:15/[東京]8月9日(土)10:00~11:15/[大阪]8月23日(土)10:00~11:15
これさえ身につけておけばどんな状況でも困らない!
準備いらず・物いらずのちょいレク
[福岡会場]講師:尾中 美穂 氏(看護師/ケアレクインストラクター)
[東京・福岡会場]講師:現在調整中
「レクの時間、何をしよう…」「準備や道具が足りない…」「人が足りない…」そんな悩みを抱えていませんか?本分科会では、「いつでも」「どこでも」「ひと工夫」で出来るをテーマに、現場で実践しやすいケアレクのアイデアや声かけ、関わり方のコツをご紹介します。今ある環境で出来ることを活かすという実践的かつ生活に寄り添ったアプローチが満載です。
【福岡会場内容】
・「楽しかった~!」プラスαの音楽体操
・シナプソロジーの体験
・隙間時間に「ちょっとやってみよう!」と思えるケアレクのバリエーションの拡げ方 ほか
【A会場】分科会(4) [福岡]7月26日(土)11:25~12:40/[東京]8月9日(土)11:25~12:40/[大阪]8月23日(土)11:25~12:40
ケアのひとときの会話が弾む!ついつい話したくなるケアレク365
今日は何の日などの展開の工夫
[福岡会場]講師:城野 香也子 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/言語聴覚士)
[東京会場]講師:宮守 幸子 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)
[大阪会場]講師:神尾 陽子 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/介護福祉士)
日々のケアの「ちょっとした合間」に親しみやすい話題をプラス。例えば「今日は何の日?」をきっかけにご利用者の思い出や趣味の話が自然と広がり、笑顔と会話が溢れる場面ありませんか。本分科会では、話題を広げるトピック選びや問いかけのコツ、個人史を引き出すフォローアップの技術、グッズの活用方法などを実例とロールプレイを交えてご紹介します。ケアの時間が「生活そのものを楽しむレク」に。ご利用者の笑顔とスタッフのやりがいが同時に育まれます。
【内容】
・何の日メニュー
・音の回想法と音の記憶
・感覚を刺激する声掛け
・日常生活に密着したカード ほか
【B会場】分科会(5) [福岡]7月26日(土)11:25~12:40/[東京]8月9日(土)11:25~12:40/[大阪]8月23日(土)11:25~12:40
一石二鳥!楽しく継続できる!
認知機能・身体機能の維持・向上につながるリハレク
[福岡会場]講師:髙山 皓 氏(株式会社コスモ コスモデイサービスセンター 管理者/作業療法士)
[東京・大阪会場]講師:峯岸 正樹 氏(銚子市西部地域包括支援センター センター長)
認知面と身体面の両方にアプローチできるちょっとした工夫で、「考える」「動く」を同時に刺激し、QOLの向上を目指します。本分科会では、「生活シーンで使える視点」と「無理なく続けるコツ&モチベーション維持」で小さな成功体験を共有していただくためのアプローチを学びます。「自立した生活」「安心感」「楽しみ」のベースに笑顔と達成感を積み重ねることで生活への意欲と自己肯定感が高まります。
【福岡会場内容】
・楽しく!アイスブレイク(コグニサイズ)
・認知機能と身体機能について考える
・しながら〇〇◯
・手軽に出来るリハレク(運動)
・作業活動について
・机上やPCを活用した脳トレ&回想レク ほか
【東京会場・大阪会場内容】
・視覚や身体を使い記憶の引き出しも活性化
・笑いも使いながら気持ちもUP
・ワーキングメモリー
・運転行動3つの要素「認知・判断・操作」の確認
・棒体操&ボール体操
・ちょっとした隙間時間にも行える体操
・脳活リハビリ体操
・認知機能・心肺機能UP !
・あなたの脳はどんな感じ? ほか
【C会場】分科会(6) [福岡]7月26日(土)11:25~12:40/[東京]8月9日(土)11:25~12:40/[大阪]8月23日(土)11:25~12:40
利用者間の交流・信頼が高まりキャンセル率が下がる!
人手が足りな~いを解決する小集団活動
講師:山下 総司 氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター)
小集団活動は、同じ目標や目的を持ったご利用者同士の距離をぐっと縮め、自然と会話や協力を生み出します。仲間意識が高まることでプログラムへの参加意欲が向上し、キャンセル率の低下にも繋がります。またグループでの協調行動は、家庭や地域での役割意識を思い起こさせ、自立支援につながります。本分科会で「人手がない…」という悩みを吹き飛ばし、ご利用者もスタッフも笑顔になれる新しい効果的な活動手法を学びましょう。
【内容】
・実践するべきなのは機能的な能力の支援
・活動場面の環境設定で楽しみや自立意欲が高まる
・デジタルコンテンツの活用で認知症の症状緩和
・誰でも簡単に!幼稚にならない作品づくりのコツ
・ぬりえ、計算、漢字…従来型のレクが生活密着型の脳トレへ
・なぜ人手が足りないのに地域に出ていく!?固定観念を捨てる ほか
【A会場】分科会(7) [福岡]7月26日(土)13:40~14:55/[東京]8月9日(土)13:40~14:55/[大阪]8月23日(土)13:40~14:55
机上活動の時間をもっと有意義に!
ご利用者が取り組みたくなる人気の机上活動5選
ぬり絵、クラフトの工夫・展開など
[福岡会場]講師:早川 優希 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/理学療法士)
[東京会場]講師:橘高 颯人 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/ケアレクインストラクター)
[大阪会場]講師:平田 瑞季 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/理学療法士)
「毎日ぬり絵ばかりになっていませんか?」「なんとなく机についても、手が止まっているご利用者…」そんな机上活動の「マンネリ」に少しの工夫で「意欲」と「楽しみ」を生み出すヒントをお届けします。本分科会では、ご利用者の関心・役割意識・達成感を引き出すための工夫を加えた、今すぐ現場で使える人気の机上活動をご紹介いたます。机上活動の時間が、「ただの余暇」から「生活につながる豊かな時間」へ。一人ひとりの“できる”と“やりたい”を引き出す、机上活動の魅力をぜひ体感してください。
【内容】
・レク(楽しみ活動)の日常化と日常の様々な活動のレク化
・幼稚な机上活動はしない
・いろんな道具を使って机上活動
・人生史や本来の姿・心や感情を引き出す机上活動 ほか
【B会場】分科会(8) [福岡]7月26日(土)13:40~14:55/[東京]8月9日(土)13:40~14:55/[大阪]8月23日(土)13:40~14:55
活動に参加したがらない、興味を持ってもらえない方へ!
簡単で楽しくできる体力アップのリハレク
[福岡会場]講師:現在調整中
[東京・大阪会場]講師:小峰 康裕 氏(理学療法士/一般社団法人江戸小噺つながりコーチング 理事)
「声をかけても動こうとしない…」「興味がなさそうに見える…」そんなご利用者に、どう関わればよいのでしょうか?本分科会では、「やってみようかな」につながるきっかけづくりと無理なく参加できるリハレクの工夫を紹介いたします。生活に活きる体力アップの視点やQOL向上へのアプローチを学ぶことで「できることから少しずつ」「やらされ感ゼロで自然に参加」。活動に消極的だった方が笑顔で参加しはじめる…その変化の瞬間を生み出す工夫を一緒に学びましょう。
【東京会場・大阪会場内容】
・心が動けば身体も動く!身体が動けば心も動く!
・楽しい場の中にいるだけで、参加を促せる
・雰囲気作りからいつの間にか夢中になってしまっているコツの共有
・脳トレ体操の意味
・100%笑う全身体操
・短期記憶訓練を用いた脳トレレク
・右脳、左脳の役割をフル活用した歌体操
・レクの〆で最後に笑顔を引き出す歌体操 ほか
【C会場】分科会(9) [福岡]7月26日(土)13:40~14:55/[東京]8月9日(土)13:40~14:55/[大阪]8月23日(土)13:40~14:55
心が動けば生活意欲が向上する!要介護者・車イスの方でも社会貢献できる!
楽しみ活動としてのケアレク
講師:山下 総司 氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター)
「人の役に立つことがしたい」その気持ちは、年齢や身体状況に関係なく、誰の中にも生き続けています。そして「誰かのためになる喜び」を感じられる活動を届けることは、ご利用者の生活意欲や自尊心、QOLの大きな支えとなります。本分科会では、中重度の方や車イスの方でも無理なく取り組める、社会参加・社会貢献感を高める“ケアレク”のアイデアと展開法を学びます。ご利用者の笑顔と誇りを増やす「楽しみながら社会とつながるケアレク」をぜひ一緒に学びましょう。
【内容】
・簡単にできる!水耕栽培の実践
・役割分担することで社会参加活動へ!ケアレクで「エコバッグ」づくり
・フードロスの社会貢献活動!ケアレクで「ペットフード」づくり
・スタッフの業務を車イスご利用者が役割として実践したら… ほか
【A会場】分科会(10) [福岡]7月26日(土)15:05~16:20/[東京]8月9日(土)15:05~16:20/[大阪]8月23日(土)15:05~16:20
夕方送迎前のソワソワを解消!
昼食後・おやつ・お茶の時間の雰囲気を効果的な時間に変える
人気の活動5選
[福岡会場]講師:早川 優希 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/理学療法士)
[東京会場]講師:橘高 颯人 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/ケアレクインストラクター)
[大阪会場]講師:平田 瑞季 氏(NPO法人日本介護福祉教育研修機構 認定講師/理学療法士)
【内容】
「帰る時間を気にして落ち着かない」「お茶の時間が待ち時間になっている」そんなソワソワ時間を「心地よく過ごせるひととき」に変えるには!?。本分科会では、昼食後・おやつ・お茶の時間を活用した簡単で心が満たされるちょいレクをご紹介します。小さな関わりが、一日を気持ちよく締めくくる習慣・環境づくりを実践から学びます。
・小さな成功体験を積み重ね「自己効力感」を高める活動
・本人が人生を振り返れるケアレク
・個人を活かすために集団を利用する
・連帯感、一体感が生まれる活動 ほか
【B会場】分科会(11) [福岡]7月26日(土)15:05~16:20/[東京]8月9日(土)15:05~16:20/[大阪]8月23日(土)15:05~16:20
身近なものを活用した加算算定に応用できる
摂食・嚥下・口腔機能改善リハレク
[福岡会場]講師:現在調整中
[東京・大阪会場]講師:峯岸 正樹 氏(銚子市西部地域包括支援センター センター長)
ご利用者の「食事中のムセが気になる」「会話が減った気がする…」そんな日々のちょっとした変化に気づき、楽しみながら取り組める口腔・嚥下機能の維持改善の実践が求められています。本分科会では、加算算定にもつながる、現場で活用できる実践をお伝えします。楽しさと効果の両立でご利用者・介護現場・制度の三方すべてにメリットある取り組みを一緒に学びましょう。
【東京会場・大阪会場内容】
・食事を摂る楽しみを継続
・摂食嚥下の5段階
・お口や舌、顔の体操
・飲み込むパワーをつける体操
・滑舌を良くする体操
・体幹回旋運動、深呼吸
・うっかりミス予防 ほか
【C会場】分科会(12) [福岡]7月26日(土)15:05~16:20/[東京]8月9日(土)15:05~16:20/[大阪]8月23日(土)15:05~16:20
車イス・片麻痺認知症の方が同時に楽しめるケアレク
プログラム参加の導入から実践まで
[福岡会場]講師:尾中 美穂 氏(看護師/ケアレクインストラクター)
[東京・福岡会場]講師:現在調整中
「一人ひとりに合ったケアを大切にしたいけれど、レクの時間になるとどう関わればいいか悩んでしまう…」「状態が異なる方が同じ空間にいる中で、レクが誰かを置き去りにしてしまう時間”になっていないか心配…」そんな声をよく耳にします。本分科会では、車イス、片麻痺、認知症など異なる状態の方が「それぞれの形で楽しめる」をテーマに個別性を大切にしながらも「集団に参加できる」場をどうつくるかについて、導入ステップから実践例まで具体的にご紹介します。
【福岡会場内容】
・神コップを使って同じ空間にいる人がみんなで楽しめるケアレク
・プラカップを使った脳トレゲーム
・脳トレ合奏 ほか
【自由参加】情報交換会 [福岡]7月26日(土)16:20~17:00/[東京]8月9日(土)16:20~17:00/[大阪]8月23日(土)16:20~17:00
ケアレクのしゃべり場-よりリアルな「声」が主役の交流企画-
「うちではこうしてる!」を気軽に共有・持ち帰れる時間
「なかなか参加してくれない方にどう声をかけたらいい?」「転倒リスクが心配…安全にどう配慮すれば?」「人手が足りない中で、どうやってレクをまわしてる?」そんな介護現場あるあるな悩みや工夫を持ち寄って話せる、ゆるやかで実践的な情報交換会です。「私のやってることって他でも通じるかな?」「他事業所ではどうしてる?」そんな「実践のヒント」や「安心」を得られる時間になるはずです。日々のケアとレクを頑張るあなたの「知恵と想い」が、他の誰かの支えになるかもしれません。ぜひ、気軽にご参加ください。