ビジョンを描き、その方向性に人生の流れが乗っていくと、人生は変わる
誰でも一度は「未来」を考えたことがあるのではないでしょうか?
まず、時間とのかかわりに3つのタイプがあることを知っておきましょう。
[1]現在の時間の中に入り込み、今あることをやっていくタイプ
[2]長期的な時間の流れを捉えて、その都度するべきことを選んでやっていくタイプ
[3]上記の中間的なタイプ
[1]タイプの人は、未来を見る習慣が少ないかもしれません。
でもここで、未来と自分について、立ち止まって考える習慣をつけるとよいと思います。
Aさんを例に挙げて考えます。
Aさんは福祉専門職について2年目です。
毎日、ヘトヘトに疲れているというのです。
原因は、仕事の力量が足りないという自信のなさと、先輩スタッフとの関係です。
いつも「この仕事の仕方でよかったのか、利用者さんたちが満足しているのか」と不安です。
そのため毎日、緊張感でいっぱいです。その上、先輩スタッフから「こういうときはこうした方がよい」「来年はもっとしっかりしてね」などと助言されるので、緊張感が増してしまいます。
さらに、自己評価も低いので、一日の終わりには「あれもダメだった、これもダメだった、こうすればよかった」と自己嫌悪にとらわれ、仕事がはかどらず、残って仕事をすることになるのです。
そして疲れ果てて帰宅すれば、家族から「せっかく専門職についたのだから、頑張りなさい」と言われ、ますます落ち込むのでした。
「好きで始めた仕事なので何とか続けたいのですが、いつまで続くか分かりません」とAさんは言います。
Aさんと同じ心境の方も多いのではないでしょうか?
Aさんの対処方法としては、自分の時間を持って感情を感じてみること、時間の整理をしてコミットメント日課表を作るのもよいでしょう。
さらにここで、もう一つの方法をご紹介します。
それは、未来を見ることです。
Aさんは、毎日の仕事に精一杯です。
もちろん、先のことを考えるゆとりもないでしょう。
でも、あえて自分に問いかけてみることが必要です。
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だよりね
【お役立ち研修】