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【集客・営業効果を上げる】ライバル事業所と異なるウリをつくる

2025.05.13

あなたの地域にも多くの同業他社、ライバル会社があると思います。
ライバルが多い業界では、競争相手よりも上、または先を行く独自のメリットを利用者に提供する必要があります。
所謂これが「ウリ」といわれるものです。
成功している事業所には明確な「ウリ」があります。
逆を言えば、明確な「ウリ」のない事業所が成功するのは非常に困難となります。
ただし、この「ウリ」というものをつくることは誰にでもできます。

(ただし、ウソや実行不可能なことを約束して「ウリ」だということはできません)

仮にそれで利用者が増えたとしても一時の繁栄にすぎません。
すぐにウソが発覚するのでやめておきましょう。


(1)事業所の強みと弱みを把握しておく

「ウリ」をつくるために、あなたが考えるべきことは事業所の「強みと弱み」です。
次の質問に答えてみると、ライバル事業所よりも先に進むためのヒントが浮かんでくるはずです。
今、現在のあなたの姿をリアルに映し出すことで、どこに焦点を当てればウリになるのかが見えてきます。
当たり前だと思っていて実行していないことはないだろうか、と考えてみるのが重要です。


<あなたの強みと弱みが分かる20の質問>

[1]今のビジネスを始めた理由は? ※経営者以外は業界で働く理由

[2]一番最初に利用された人の契約・利用の理由は?

[3]現在、利用者になってくれる人の継続の理由は?

[4]既存の利用者にリピートしてもらうためにしていることは?

[5]あなたは何(商品)を売って生計を立てているか?

[6]今までにあった利用者からのクレームや不満は?

[7]なぜそのようなクレームが発生したのか?

[8]そのときの解決方法は?

[9]あなたの最大のライバルとなるのは?

[10]なぜその相手がライバルとなるのか?

[11]そのライバルはどのように利用者を獲得しているのか?

[12]ライバルにあって、あなたにないものは?

[13]その「ないもの」を埋めるためにあなたにできることは?

[14]あなたの利用者が本当に求めているものは?

[15]それを求めていると言える根拠や証拠は?

[16]利用者の声を聞くために何をしているか?

[17]あなたが売りだと思っていることを伝える方法は?

[18]その売りは本当に利用者にとってメリットのあるものか?

[19]その売りを同じく売りにしているライバルはいるか?

[20]そのライバルとの違いを一番明確にする方法は?


(2)些細な理由でも売りに変化する

相談内容でよく耳にするのが、次の内容のようなものです。


「わたしの事業所にはこれといった明確なウリがない…。」

「今まで普通のことしかやってこなかったから。」

「専門職のスタッフがいるわけでもないし、高価な設備があるわけでもないし、何も良いところがないんです…。」


まるでモテない人の恋愛相談のようなこの内容…。
しかし、実際にこのように嘆いている方がいるのも事実です。
もし、あなたが「自分のところにはウリなんてないよ…」と思っているとすれば、それは間違いです。
どのような事業所でも、利用者が1人でもいるとすれば、それはウリや強みがあるからこそ、その利用者はあなたのところに来ています。
ただ、あなたはその理由に気付いていないだけです。


例えば、「事業を始めてから、今まで1人も利用者が来たことがない」なんてことはないはずです。
なぜ、その利用者はほかの事業所ではなく、あなたのところに来たのか…。
それは、その利用者にとっては、ほかの事業所よりもあなたのところに得になる何かがあったからです。
利用者がほかの事業所ではなく、あなたの事業所を選んだ理由こそが、あなたが持つ独自のウリの一つです。
そのウリを見極めて、もっともっと活用することを考えれば、今よりも利用者が集まる事業所に変化していきます。


そのためにも「些細な理由でも売りに変化する」ことに気付く必要があります。
「事業所の独自のウリ」と聞くと、とてもカッコいいものや、すごいことをしなければいけない、と思うかもしれないが、現実はとても身近な些細なものでも、十分に利用者が増えるウリにつながることがあります。
中にはウリというと恐縮してしまい「うちは措置制度の頃から、何十年この道一筋やってきただけで、最近の新しいことなんて何も取り入れていないし…」という悩みを抱えている方もいるでしょう。
たしかに、これではあまりこの事業所にお願いしたいという気持ちにはなりにくいと思います。
この状態を「ウリ」に変えるために、例えば次のように考えてみてはどうでしょうか?


「うちは何十年も前からこの地域に根ざした介護を行い、これまでに800人の地元の人たちの介護に寄り添ってきました。何か介護でお悩みのことがあれば、ぜひ当デイにお任せください」


この文章であれば、「地元の安心できる事業所なんだ」といった安心感や信頼感が沸いてくるのではないでしょうか。
新しい会社や事業所が数多く参入していることをマイナスに考えるのではなく、今までの事業所の歴史で何百、何千といった方の介護に寄り添い、かかわってきた実績は、新規の事業所には決してまねのできない「あなただけの強み」であり、「ウリ」であると考えるべきです。


【情報提供元】

だよりね

https://tool.daybook.jp/

【お役立ち研修】

知らないと本当に怖い!3つの生き残り具体策セミナー

https://tsuusho.com/junkai

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