高齢者は、骨粗しょう症によって骨の密度が低下し、もろくなっているため、転倒すると骨折するリスクが大きくなります。
特に、以下の4ヶ所は、高齢者が骨折しやすい部位です。
転倒の仕方によって、一番に注意すべき部位も変わります。
上腕骨頸部(腕の付け根)
→転んで体の側方をぶつけたときに、骨折してしまう。
橈骨遠位端(手首)
→転んで手をついたときの衝撃で骨折してしまう。
脊椎(背骨)
→転んで尻もちをつく、咳やくしゃみをする、重いものを運ぼうとするなど、衝撃や負担がかかったときに、圧迫されつぶれてしまう。身長の低下や円背の原因になることも。
大腿骨頸部(脚の付け根)
→転んで脚をぶつけるなどしたときに骨折してしまう。筋力の低下などから、寝たきりになってしまうことも。
【情報提供元】