「指導・監査」とは何でしょうか。
介護現場ではよく
「指導が来る」
「来月、監査がある」
などと混同して使われることも多い言葉ですが、「指導」と「監査」は大きく異なります。
「指導」は事業者・事業所の育成を目的とし、「監査」は不正や違反の改善を目的としています。
指導はすべての事業所を対象としてサービスや運営の良し悪しにかかわらず定期的に実施されます。
一方監査は、サービス内容や報酬請求に不正が強く疑われる場合や正当な理由なく指導を拒否した場合などに実施されます。
介護保険施設等の指導監督について(老発0328第3号 平成30年3月28日より)
●指導方針
介護給付等対象サービスの取扱い、介護報酬の請求等に関する事項について周知徹底させることを方針とする。
●監査方針
事業の人員、設備及び運営に関する基準に従っていないと認められる場合若しくはその疑いがあると認められる場合、又は介護報酬の請求について不正若しくは著しい不当が疑われる場合等において事実関係を的確に把握し、公正かつ適切な措置を採ることを主眼とする。
【情報提供】
■指導・監査対応マニュアル
https://dayshop.biz/item/detail/2228.html
【指導・監査について学ぶ】