認識力低下の原因
認知症の方の認識力の低下は、「感覚・知覚機能の低下」「注意力低下」「記銘力低下」「知識の喪失・消失」「理解力の低下」「推理力の低下」などのさまざまな原因によって起こります。
認識力低下の症状
認識力が低下すると、「見落とし」「無視」「誤認」「理解困難」「理解不足」など、さまざまな症状が発生します。
■見落とし
必要なものを見落とす
【例】トイレットペーパーの見落とし 、危険なものを見落とす(障害物・段差の見落とし)
■無視
目に入っても無視してしまう
【例】左半側空間失認 など
■誤認
ほかのものに誤って認識する
【例】歯みがき粉を生クリームと間違える など
■理解困難
目の前のものが何かを理解できない
【例】そこがトイレであることを理解できない
■理解不足
理解できるが不十分
【例】ポットの使い方が分からず困惑する
認識力低下への対応
環境について
認識力低下への対応では、環境設定が重要となります。
環境には、「化学・物理的環境」「生物・人的環境」「システム・社会的環境」の3種があり、ケアをする上ではすべてが重要です。
【情報提供元】
■認知症ケア最前線Vol.50(一部抜粋)
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