注意の評価・テスト方法をアレンジする
注意機能の各評価・テスト方法を利用者の能力に合わせてアレンジ・実施することで、トレーニングと評価が同時に行えます。
【注意の評価を応用したプログラム】
・TMT-Aを参考にしたツールを作成し、利用者に合わせた難易度で実施する。
・ストループテストを参考にしたツールを作り、利用者に適用する。
・PASATを参考にして、計算を行う。
・物語を読み取りながら、母音(あ~お)に○を付けてもらう。
【二重課題・多重課題】
Stop walking when talking現象を参考に、二重課題を実施してもらうのも良い方法です。
・歩きながら会話をする。
・歩きながらストループテストをする。
・歩きながら計算をする。
・しりとりをしながらキャッチボールをする。
・計算をしながら、足で天井からつられた風船をリフティングする。
・会話をしながら計算をする。
感覚別注意へのアプローチ
■感覚別注意機能の訓練例
記憶と同様に各感覚別の視点をもって注意のトレーニングを考えることが大切です。
<視覚>
2つ以上の風船を使った風船バレー
<聴覚>
一度に何曲か同時に流し、何の曲か当てる
<触覚>
2点識別テスト(触っている点が1点か2点かを当てる)
<触覚・運動覚>
2種類の葉を同時に触り、どちらがつるつるかを当てる
<嗅覚>
同時に2つのにおいを嗅ぎ、何のにおいか当てる
【情報提供元】
実践 認知症ケア2
https://dayshop.biz/item/detail/2152.html
デイの管理者&リーダー「だよりね」
【学ぶ】
■デイの基準と指導・監査対応セミナー
https://www.tsuusho.com/standardr
■【管理者・リーダー向け課題解決型セミナー】 スタッフのモチベーションをUPさせるタイプ別攻略法
https://tsuusho.com/motivationup
■【現場スタッフ向け思考・創造力強化セミナー】じりつ支援プログラムのつくり方と効果を出す現場実践での展開
https://tsuusho.com/create_program
■【現場スタッフ向けセミナー】現場スタッフだからこそ出来る!!ケアの改善とサービスの向上5つの推進ポイントと具体的手順
https://tsuusho.com/care_quality
■デイのプログラムを効果的にするための生活機能の評価とアプローチセミナー
https://tsuusho.com/livingfunction
■第20回日本通所ケア研究大会(合同開催)第17回認知症ケア研修会in福山
https://tsuusho.com/conference/