私たちは、通所系サービスを中心に介護・看護に携わる方のワンランク上のスキルアップをお手伝いいたします

snsやYouTubeでも情報配信中
facebook
twitter
insta
youtube
メール会員登録

日本通所ケア研究会・福山認知症ケア研究会>ほぼ毎日更新!お役立ち情報

感染予防を行いながら熱中症を予防するためには

2020.07.07

暑い時や運動・活動の際、人は皮膚から熱を逃し、汗をかくことで、体温の上昇を抑えています。

熱中症は、こうした体温調節のバランスが崩れ、体に熱がたまることで起こります。

「マスク」や「換気」は、新型コロナウイルス感染症の予防に有効ですが、夏場に実践する際には同時に熱中症対策にも留意が必要です。

暑さを避け、水分を取るなどの「熱中症対策」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」を両立しましょう。


【熱中症について】

・熱中症の発症には、高温、多湿、風通しが悪い、激しい運動、厚着など様々な要因が関係

・特に高齢者、子ども、障害者は熱中症になりやすい

・熱中症による死亡者の発生は、真夏日(30℃以上)から増加

・死亡者の約8割が高齢者

・猛暑日(35℃以上)では特に注意。高齢者を中心に、死亡者が急激に増加

・高齢者の救急搬送の半数以上は「室内で」発生。若い世代は作業・運動中に注意

・30度以上でなくても要注意

⇒梅雨の晴れ間や、梅雨明け…身体が暑さに慣れていない。湿度が高い

⇒熱帯夜(25℃以上)…夜でも熱が皮膚から逃げず、体温が下がらなくなる


(1)マスクの着用について

マスクを着用していない場合と比べ、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度の上昇など、身体に負担がかかることがあります。

したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高まるので、人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合には、マスクを外すようにしましょう。


<実践例>

屋外に移動した際には、十分な対人距離を確保の上、マスクをはずしましょう。

使用後のマスクは汚染している可能性があるので、なるべく触らず、紐の部分を持って外し、ポケットに直接入れず、ビニール袋などに入れましょう。


マスクを着用している間は、以下の点にご注意ください。


・強い負荷の運動は避けてください

・水分を摂る回数が、気づかないうちに減ることがありますので、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけましょう

・周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です


また、マスクの有無にかかわらず、外出時は日陰での休息や、涼しい服装を心がけ、日傘や帽子を活用しましょう。


(2)エアコンの使用について

部屋の温度・湿度が高くなると、熱中症の危険性が高まります。

熱中症予防のためにはエアコンや扇風機等の活用が有効です。

ただし、一般的な家庭用エアコンは、室内の空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルスを含む微粒子等を室外に排出するためには、冷房時でもこまめに換気を行い、部屋の空気を入れ替える必要があります。

室内温度が大きく上がらないよう注意しながら、定期的な換気を行いましょう。


<実践例>

例えばドアと窓を開放するなど、2か所を開け放って下さい。

1か所のみの開放よりも、対角線上にあるドアや窓を開放すると効率的な換気ができます。

また、窓が1つしかない場合は、部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置すると効果的です。

エアコン使用中に換気を行うと、一時的に室内温度が高くなってしまいます。

以下の点に気をつけながら、使用して下さい。


・換気の際にエアコンを止める必要はありません

・扇風機や換気扇の併用により、短時間で効率的な換気ができます

・換気後、エアコンの温度設定をこまめに再設定してください

・ドアや窓を長時間、開放したままにしないようにしてください(※)
(※) 外の湿度が80%以上の場合、長時間開放のままでエアコンを運転すると室内機に露が付き、家財などをぬらし、汚損の原因になることがあります


(3)涼しい場所への移動について

少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。

一方で、人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。

その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。


(4)日頃の健康管理について

「定時の体温測定」「健康チェック」をお願いしています。

これらは、熱中症予防にも有効です。

平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。

日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。

また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

ページトップ ▲