ケアマネ営業4つのポイント
[1]ケアマネの視点でパンフレットを作成する
(1)事業所の強み(ウリ)を 分かりやすく表記する
新規のケアマネ営業へ行く際に持参するパンフレットは、ご利用者やご家族向けのパンフレットやチラシとは別に、新しく作成するのがベスト。
「営業用のパンフレットを作成するのは難しい」という事業所の方は、+αとして既存のパンフレットに書き加えたり、見やすくするなどといった工夫をすること。
新規のケアマネが知りたいこと、見たいことを「分かりやすく」伝えるためのパンフレットを作成する。
新規のケアマネが知りたいのは、主に事業所の強み(ウリ)。
強み(ウリ)を表記するのは当たり前と思われるかもしれないが、きちんと分かりやすく表記されているパンフレットは非常に少ない。
<強み(ウリ)が分かりにくいパンフレット例>
・リハビリの効能・優位性や取り組みの説明を、専門用語でダラダラと書いているものだ(リハビリデイに多く見られる)。
(2)最新の情報を掲載する
パンフレットに記載する情報の鮮度に気を付ける。
[2]「先行告知型」のイベント案内をする
ケアマネ営業の際、事業所でこれから行うイベントを紹介する「先行告知型」の案内が有効。
「先行告知型」とは2週間〜1ヶ月後に行われるイベントの紹介で、「〇月〇日、■■■イベントを企画しています!もしあなたの担当利用者さんが■■■に興味をお持ちでしたら、ぜひこの機会にご参加ください!」といった案内のこと。
[3]事業所の送迎エリア地図を作成する
新規のケアマネはあなたが思っているほど、あなたの事業所の場所や位置関係を把握していない。
つまり、「その地域のケアマネが、その地域のデイの名前を知っていたとしても、具体的な場所を理解しているわけではない」ということ。
「どこに、どのようなデイができたのか?」、実際に足を運んで場所を正確に理解することができないほどケアマネは忙しい。
そのような問題点を解消するために、事業所を中心とした送迎可能エリアを最初の営業時に伝え、利用者の自宅と事業所との位置関係を、ケアマネがイメージしやすいように示すことが重要。
[4]パンフレット、イベント情報、送迎エリア地図をまとめてファイリングする
作成したパンフレット、イベント情報、送迎エリア地図は1つにまとめて、資料を1枚ずつ入れて綴じることができるバインダー式のファイル、もしくはクリアファイルにまとめる。
用紙1枚のみだと、すぐに紛失してしまったり、シュレッダーにかけられる。
持参した資料はファイルに入れることで、ケアマネから捨てられる危険を少しでも回避できる。
まだ、あなたの事業所を知らないケアマネは確実にその地域にいる。
1人でも多くのケアマネに事業所を知ってもらえるかが、問い合わせ、稼働率アップ、売り上げアップの肝になる。
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