グレー職員を下記の4つに類型化し対応を説明してきましたが、今回は注意・指導、あるいは懲戒処分などの仕方について説明し、実践的に対応できるようにしたいと思います。
【勤怠不良型編】はこちら
【労働能力欠如型編】はこちら
【セクハラ・パワハラ型編】はこちら
【私生活上の問題行動型編】はこちら
3段階で注意・指導を強めていく
まず各類型に共通する注意・指導の仕方を説明し、その後に各類型のポイントを説明します。
共通していえるのは、「口頭→文書」そしてその文書の内容を3段階に「軽→中→強」と強めていくということです。
多くの企業は、自分の雇用する労働者に対して注意・指導することを嫌がります。
注意・指導することで、当該労働者との関係がギクシャクし、気まずい思いをするのでやりたくない、ということでしょう。v
しかし、それは問題の先送りにしかならず、後で大きな後悔をすることになります。
なぜなら、グレー職員は、注意・指導を受けなければ、自分が「グレー職員」だという自覚を欠いたまま、日常を過ごし、だんだんモンスター化していってしまうからです。
小さなモンスターが、時間の経過によって大きなモンスターに育ち、後で対応するとき大変なエネルギーとコストがかかります。
先手必勝で、早いうちに手を打つに越したことはありません。
【情報提供元】
デイの管理者&リーダー「だよりね」
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