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四大認知症

2023.03.15

認知症は「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」の4つが代表的なもので、これらを総じて「四大認知症」と言います。

脳に障害が起こっている部分の違いから、それぞれ異なる症状が現れます。


■アルツハイマー型認知症

特殊なたんぱく質(アミロイドβ、タウ)がたまることによる神経細胞の破壊が原因で起こる

【特徴・症状】

・四大認知症の中で最も罹患率が高い(男女比では女性のほうが高い)

・発症年齢は幅広いが、高齢になるほど発症率が高い

・病識(自分が病気であるという認識)がない

・運動機能は比較的重度になるまで保たれる

・もの忘れ、見当識障害、実行機能障害がみられる(もの盗られ妄想、失認・失行、行方不明などの行動として現れる)


■脳血管性認知症

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害が原因で起こる

【特徴・症状】

・脳血管障害を起こすたびに認知障害が悪化する。障害されていない部分の機能は正常であるため、「まだら認知症」とも言う

・片麻痺や半側空間無視がある

・意欲が衰退し、自発性が低下する

・思考や反応、行動がゆっくりになる

・怒りっぽくなったり、涙もろくなったりと感情の振り幅が激しくなる


■レビー小体型認知症

大脳や脳幹に「レビー小体」というたんぱく質がたまり、脳が委縮することで起こる

【特徴・症状】

・幻視・幻聴がある

・パーキンソン症状(筋強剛、仮面様顔貌、動作緩慢、すり足歩行など)がみられる

・レム睡眠行動障害(大声で寝言を言う、手足をバタバタ動かすなど)がみられる

・自律神経障害(起立性低血圧、多汗など)がある

・薬剤過敏性がある

・調子の良いときと悪いときがあり、症状が出ないこともあるため診断が難しい


■前頭側頭型認知症

前頭葉と側頭葉の萎縮によって起こる。ピック病、運動ニューロン疾患、前頭葉変性症なども含まれる

【特徴・症状】

・初老期の発症が多く10年ほどかけて緩やかに進行する

・初期から行動を自制する力が失われ、社会的な対人関係が破たんする(反社会的行動)

・相手への思いやりや配慮ができなくなる(情動の欠如)

・同じ時間に同じ行動を繰り返す(常同行動)

・場所や空間の見当識は比較的保たれている

・甘いものを好むようになる


【情報提供元】

認知症ケア各種療法

https://dayshop.biz/item/detail/2174.html


【学ぶ】

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