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愚痴、悪口が多いスタッフへの対応

2025.02.04

<事例>

現在の介護施設に勤務して3年目のA子さん(42歳)。
社交的・献身的で仕事はテキパキとこなし、ご利用者や管理者の前ではニコニコしているのですが、休憩室などの密室に入ると急に仏頂面になり、職場の処遇や上司、同僚などへの悪口が絶えません。
うわさ話や他人の不幸話も大好きで、探りを入れたりスタッフのプライベートについて人前で話すため、ほかのスタッフからも苦情が出るように…。


不満・愚痴は「自信のなさ」の裏返し!不満のありかを優しく聞き出そう

人前では好印象に振る舞っているA子さんが、否定的、批判的なことばかり口にしてしまうのはなぜでしょうか?
A子さんは「自分に自信がない」人なのです。
自信がないから、先手を打って不満をぶちまけてバランスを保っているのです。
そして、自分自身にあまり幸福感を感じていないため、同じような不幸な人を探してしまうのです。


職場全体の改善策につながることも

不満を聞くのは大変ですが、そこから職場全体の改善策が見えてくる場合もあります。
A子さんだけが得をするような改善策は不要ですが、改善することで皆の気持ちが楽になり、笑顔で仕事ができるようになるのならば、聞く価値はあると思いませんか?


NG対応

以下のような言葉は、相手を逆上させてしまうので、注意しましょう。


「不満が多いのは、〇〇さんの工夫が足りないからじゃないですか?」

「そんな考え方は通用しませんよ」

「嫌ならほかで働いてください」


良い対応

厳しい言葉は避けて不満を優しく聞き出し、相手を否定しないようにしましょう。


「仕事をしていて、何か困ったことはありませんか?」

「〇〇さんが仕事をしやすいように、改善できることがあれば協力したいと思います」


うわさ話は、ほかのスタッフの気持ちを伝えつつ、やんわり注意

うわさ話、ゴシップに関しては、ほかのスタッフからクレームが届いていることを理由に、注意してください。
しかし、こちらも直球勝負ではなく「情報を仕入れる早さはすごいし、皆を気にかけてくれていることはありがたい。
でも公表すれば困る人もいるからね」とあまり深刻な雰囲気を出さずに、「困る人がいるから」とやんわり注意することで済ませてください。
くれぐれも「困った人」への直球は避ける。
これが大切です。


対応のポイント

・相手を逆上させないよう、厳しい言葉での直球勝負は避ける

・不満や愚痴は、優しく原因を聞き出して改善策を検討する

・うわさ話は、困る人がいることを伝えてやんわり注意する


【情報提供元】

月刊デイ

https://daybook.jp/day.html


【参考になる研修】

お悩み解決!介護施設・事業所の管理者・リーダーがするべき対職員&対家族トラブル・しくじり回避術セミナー

https://tsuusho.com/troubleavoidance

学べる研修一覧

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