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「豊か」「充実」「大切」「楽しい」という本人にとっての価値観を大切に

2020.09.09

生活・人生を支援するのが介護

介護は、本人の豊かな生活・充実した人生の実現を支援するサービスです。

たとえ認知症や要介護状態になっても、本人の豊かな生活を実現することはできます。

何が「豊か」なのか何が「大切」なのか、何が「楽しい」のかは一人ひとりの価値観によって変わります。

したがって自分の価値観を押し付けるのではなく、利用者本人の価値観を尊重しましょう。


単なるADL介助からの脱却

食事や排泄、入浴などのADLは、社会生活を営む上でとても重要な活動です。

しかし私たちは、お風呂に入るために生まれてきたわけではないし、トイレに行くために生まれてきたわけでもありません。

介護は単なる「ADL介助業」ではないのです。

ADLは大切ですが、ADLに固執するのではなく、本来の豊かな生活づくり、充実した人生づくりに寄与する介護を提供しましょう。

そのためには、利用者本人の趣味や好きなこと、生きがいなどに焦点を当てた支援が重要です。


尊厳を守る

介護保険法では、高齢者本人の尊厳の確保が定められています。

本人の豊かな生活の実現には、尊厳の保持が不可欠です。

利用者の尊厳を損なうことが行われていないか、定期的にチェックが必要です。


・利用者を「ちゃん付け」や「あだ名」で呼んでいないか

・利用者に丁寧な言葉を使っているか

・幼稚な歌やゲーム、クラフトなどを提供していないか

・施設内に幼稚園や保育園のような幼稚な飾り付けをしていないか

・定期的に本人の意向・希望を聞いているか ゴミや汚れがある乱雑な環境になっていないか

・利用者の服や寝具などは清潔か

・利用者の呼びかけを無視したり、必要な介助を手抜きしていないか

・本人のことについて話すとき、本人がいるのに家族ばかり見て話していないか

・手首をつかむ「連行型介助」や手荒な介助をしていないか


など、上記はほんの一例です。

自分たちで自分たちの職場が陥りやすい項目をピックアップして、定期的にチェックするようにしましょう。


虐待は絶対に避ける

虐待は犯罪です。

絶対に避けなければいけません。

虐待には身体的虐待、精神的虐待、経済的虐待、無視などがあります。

虐待は、利用者本人に対して被害を及ぼすだけでなく、虐待した職員本人の人生も台無しにします。

虐待は、絶対にしないということを常に心に強く刻んでおいてください。


虐待の種類

(1)身体的虐待

暴力などにより身体に傷やアザ、痛みを与える行為や身体の拘束

(2)心理的虐待

脅しや侮辱などの言語や威圧的な態度、無視、嫌がらせなどによる精神的・情緒的な苦痛

(3)性的虐待

本人との間で合意が形成されていないあらゆる形態の性的な行為や強要

(4)経済的虐待

合意なしに財産や金銭を使用するなど、本人の意思や利益に反して使用することなど

(5)ネグレクト(介護・世話の放棄・放任)

意図か否かを問わず、介護を放棄または放任する


■認知症ケア最前線Vol.55(一部抜粋)

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