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介護業界初、TOC(制約条件の理論)の導入【最優秀演題 | 第20回日本通所ケア研究大会】

2023.01.25

【この取り組みを行った目的】

当事業所の現状は、12時を過ぎても入浴介助が終了せず、12時で食事を召し上がることが出来ない利用者がおり、職員も1時間の休憩が取れない状況が当たり前となっている入浴業務を改善したいと考えた。

今回、業務改善研修の一環としてTOC(制約条件の理論)を学ぶ機会があり介護業界にも参考にできる部分があるのではと考え取り組んでみた。


【具体的取り組み】

入浴業務を細分化することで業務のボトルネックになっているのはどこか明確にし、業務改善の工夫を実践した。


【実施前の状況】

入浴業務は業務を統括して指示するリーダー役の他、着脱担当と洗身担当に配置されている。

脱衣室では、脱衣、着衣の利用者が一緒になるため混雑している状況にあり、着脱介助に入るまで待たせてしまう事が多い。

また、着脱介助の時間が他の介助より時間を要しており、この状況がボトルネックになっていると考えリーダー役の指示を待つことなく各担当が状況を判断し効率よく働くことが必要と感じた。


【実施後の変化・効果】

指示あり、指示なしの行動を実際に体験する機会を設けた。

指示なしの時はお互いが声を掛けあい、指示ありより効率よく動ける結果を体感した。

入浴介助時も指示なしで担当を決めずに実践したが、職員同士の遠慮から声をかけにくい状況になることがあり、担当制に戻してほしいとの意見も聞かれた。

毎週ミーティングで意見を出し合い、1ヶ月後には入浴終了時間が実施前より20分短縮となった。


【結果】

洗身、着脱介助を担当分けせず職員同士声をかけ合い対応した事で、準備・誘導時間が短縮した分、介助に入るまでの待ち時間も短縮された。

そして、利用者が自分のペースで入浴出来るような環境となった。

最終誘導時間を11時15分と決めたことで利用者全員が12時の食事時間に間に合うようになり、職員の時間通り休憩を取れるようになった。


【考察】

今回の取り組みにより当初のボトルネックは業務内容だと思っていたが、職員のコミュニケーション不足であったと予想外のボトルネックが発見され、私達役職者の指導方法も考え直すきっかけとなった。

指示ありで過ごしてきた職員にとっては、今回は指示なしで業務を行う機会となり自信をもつことが出来た。

効率よく仕事が出来るように利用者様はもちろん、職員にとっても良い環境で過ごせるよう努めていきたい。


【情報提供元】

第20回日本通所ケア研究大会


医療法人社団みつわ会 老人保健施設のぞみの園

http://mituwakai.com/institution/n_nyusho/


【学ぶ】

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■【オンライン講座】PEAPに基づくご利用者を取り巻く施設環境づくり

https://tsuusho.com/lp_creating_an_environment

■第19回日本通所ケア研究大会セミナーDVD

https://tsuusho.com/conferencedvd

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